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黄門様と雷様と玉皮の境利根川大花火大会

2017-07-23 00:10:00 | 花火

▲初弾…。もう笑うしかないわ

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 7月の3連休は珍しく全日花火予定が入った(気力体力的財力的に珍しい)。

 お初は2日目の境町の利根川大花大会である。
 個人的にはそれ何処よ!?のレベル。茨城県境町って、あの千葉県と茨城県と埼玉県が複雑に県境争いしていそうなエリア(多分そんなことはない)と知る。千葉県民より「チーバくんのお鼻の辺り」とも教えてもらった。
 どちらにせよ、車が無いとなかなか厳しいところだなぁと一旦はスルーしたものの、そういえば、たまむらの帰りにはいつも人様の車に乗せていただいているので、声をかけてみたら、快く了承された。
 もともとは山崎さんの現場で、その後野村さんも加わり、さらに今年は青木さんも加わるという超ド級ラインナップとなった(圏央道開通記念で豪勢だ)。なお、山崎、野村、青木のいずれも大曲の花火で内閣総理大臣賞(優勝)をゲットした業者であり、それだけでいかに豪華かが分かる次第である。
 まぁ、はっきり言ってこのラインナップに釣られたわけである。

 高崎のホテルを出て、一路境へ。
 関越道を上り、途中から圏央道に入る。埼玉県から茨城県に入り、途中千葉県を横切ってまた茨城といった具合で到着。千葉県野田市の関宿では、この日がお祭りらしく神輿が出ていた。

 境のいかにも旧道っぽい道をくねくね行って早々に駐車場に入る。道の駅に隣接するお風呂にでも入りますかって入湯料金を調べてみれば、想像より高かったのでしばし会議。さすが黄門様のお風呂(勝手に命名)である。豪勢だな…。せめて1,000円台だったらな…。
 ということで、場所を道の駅に移してスイーツなどに舌鼓。ダラダラとしゃべっていたら、知り合いにバッタリ! さらに別行動だった一人も合流し、ようやく店を後にしたのが18時。
 外に出て見れば、なんだか雷様がゴロゴロ言っている。稲光と音との差で大体の距離感を認識し、車から荷物を取り出し、自席へと向かう。

 昼頃はスカスカだった斜面にも多くの人が座り込み、ビガビガ光る稲光にキャーキャー言っている。時折パラっと雨は落ちるものの、本格的に降られることはなかったし、雷の恐怖に脅されることもなかった。
 
 席に着くと、改めて筒場の近さを実感。
 そんな中、ともちゃんの歌声が響き渡る。ついでに雷も召喚したw ともちゃんの唄が終わると同時に、最前客席撤収。そこに人がいると花火があげられない距離なのだ。

 ということで、打ち上げ開始でございます!!



▲山崎さんの筒場は目の前。近すぎて、小型煙火とはいえ、画角に収めることは無理!!

 絶賛風下に位置し、煙に燻される。あぁ、いい匂いなんてうっとりする変態連中がズラリ。

 煙火店によって筒場が異なり、最上段の有料席の正面の激近エリアにはみ出し上等!の山崎さんの現場(小型は煙火中心、むしろ小型しかない)、川を挟みさらに下流にずれた辺りに野村さんの現場(尺玉あるよ)、さらに下流に青木さんの現場(ミュースタ1つだけだよ)が展開される。
 一番見たいのが有料席から一番遠くに設置されるという、なかなかなスパルタ展開である。


 と、川向こうで野村さんの尺玉が上がる。


▲野村さんの10号玉単打ち10発より

 花火の右下のシルエットは、千葉県立関宿城博物館である。花火スタート時はライトアップされていたのだが、15分で消灯となってしまった。川向こうは町が違うし県が違うからままならないものである。


▲野村さんの10号玉単打ち10発より


▲野村さんの10号玉単打ち10発より


▲野村さんの10号玉単打ち10発より

 ぜいたくを言えば、もっと近くで尺を浴びたい…。



▲山崎さんの近接戦。筒、すぐそこにあるねん

 打ち上げプログラムでいえば、16のうち11が山崎さんの激近打ち上げなのである。風下は変わらないので、灰被りが捗る捗るwww で、灰が目に入る、玉皮が落ちてくる次第。灰は小さいから目に見えなくて、入って初めてそれと分かる。涙で流れて行く分はいいのだが、それでは太刀打ちできない場合もあり、この日もペットボトルの水をかぶって目を洗うという暴挙に出る。
 昨年の赤川以来、慣れたものであるw



▲大玉連発花火(野村)
 
 野村社長、今年はこちらの現場に来ていたそうだ。おかげでスタッフに「失敗しちゃならん」という緊張感が走ったというね…。



▲大玉連発花火(野村)



▲大玉連発花火(野村)




▲山崎さんのは多くは中華玉らしいが、トラは一部自社玉とな。これかどうかは分からんけど…。



▲野村さんの10号玉単打ち10発より。長岡で毎年見かける四重芯ね。



▲野村さんの10号玉単打ち10発より



▲野村さんの10号玉単打ち10発より



▲山崎さんの
 この辺りで、顔が猛烈に痒くなり、ペットボトルの水で顔を洗う。もちろん、花火を見つつであるw


 そして、お待ちかねの青木さんの花火。まぁ、選曲から行って昨今の重々しいものじゃないっていうのは想像できる。青木社長もご迷惑かけないように…、なんて言っていたらしいし…。


▲ミュージックスターマイン「LaLaLand](紅屋青木煙火店)


▲ミュージックスターマイン「LaLaLand](紅屋青木煙火店)



▲ミュージックスターマイン「LaLaLand](紅屋青木煙火店)



▲山崎さんの早打ち
 この辺りに来ると、あまりに目に灰が入ってくるので、顔を上に向けることができず、正面を向きつつ、発射音と開発音で勘でシャッターを切りまくるという暴挙に出る。どうせ、納まりきらないことには変わりないし~。



▲ミュージックスターマイン「華麗なる光の舞」(野村花火工業)



▲ミュージックスターマイン「華麗なる光の舞」(野村花火工業)



▲ミュージックスターマイン「華麗なる光の舞」(野村花火工業)
 あれ? トラの左2番目が着火していないよ!? 初めからそう言う仕様なの!?


▲ミュージックスターマイン「華麗なる光の舞」(野村花火工業)



▲ミュージックスターマイン「華麗なる光の舞」(野村花火工業)



▲グランドフィナーレ(山崎)
 もちろん、まともに見ていません、見ることができませんww


 最後まで爆上げでした~。振り向けば、結構玉皮が落ちてきている。小型煙火だからそれほど大ごとにならないだろうけれど、これ、翌日の清掃が大変そうだな…。

 駐車場を出るのに少々時間がかかったが、無事に帰宅。

 二日間お世話になりましたAさんSさん、ありがとうございましたm(_ _)m

三連戦はたまむらから

2017-07-22 11:45:00 | 花火

▲徐々に日が暮れてまいりました…(2枚ステッチ)。有料観覧席のバルーン照明も落ちて…。本日は水鏡前。すぐ後ろにご自宅がある地主さんが、自分たちが今日の花火を楽しむために田んぼの半分には稲を植えないそうで…。ありがとうございます。

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 約1ヶ月の(大玉の)禁煙期間を経て、辿り着いたのは群馬県の玉村町。場所を変えて3回目のたまむら花火である。打ち上げ担当は地元の菊屋小幡花火店。
 農道が見物場所になるのだが、結構車通りが多く、通行止めになるのが18:30頃だったかな。別なところに早期場所取り可の場所があるのだが、今年はそれには全然間に合わず、のんびり到着となった(それでも昼だよ)
 いつもの休憩場所の駐車場が関係者専用に変わっていたが、車での移動ではないのであずまやの影に避難。のぼーっと時間をやり過ごす。

 暑い。暑い、暑いよ!!

 なお、今年から最前列に有料観覧席ができたせいか、スタッフの多くがそちらに割かれるようになり、いつもの道は従来ほど徹底されなくなっていた。来年はどうなるか知らんけどね…。ということで、独り身の気楽さで隙間にイスをセット。今年は水鏡田んぼ前だぜ!

 日が沈んで、暗くなり、カエルの鳴き声が始まる頃に、打ち上げが開始となる。さすが田園夢花火である。


▲初っ端から水鏡の恩恵が!!! ただ、近すぎる!自分の装備じゃ太刀打ちできぬ!!



▲大玉が上がると上は上で切れるし、電線引っかかるし(よく見ると分かるよ)、下は下で水鏡に入りきらないし…。なかなか悩ましい場所ね、ココ。

 今年からプログラム表記が変わったため、具体的な数は分からないが、ここは尺玉が上がる地である。無料観覧席の上には電線が走っており、大玉を納めようとカメラを上に向けると電線が写り込む場所が多い。それでもその被害を避けようと各自工夫を凝らすのだが、今日は水鏡目の前だしなぁ…。でも水鏡には大玉映らんしなぁwww



▲水鏡はトラ専用と見た。



▲ここまでオープニング



▲第2部が始まる。単発打ちになると、曲導しか映らんし、曲無しも多いからなぁ…。



▲前の残輪が残っているうちに、かわいらしい千輪が2発上がったよ


 たまむら花火は、広大な田んぼが打ち上げ場所&観覧場所。打上場所は田んぼを仕切る道に左右に広く取られ、尺玉は縦の道の奥に設置される。尺の道と左右センターはずれており、なかなかに悩ましい配置なんだよね。
 基本、場所取りはワイドを意識しているから、単発打ちとなると、多少バランスが悪くなるのはいたしかたない。



▲こんな千輪、前からあったっけ!?


 そして大玉多重芯祭りが唐突に始まる。
 どんな花火が上がるかという内容のあるアナウンスは全然ないのである。まぁ、県女の放送部だしなぁ…。



▲三重芯変化菊



▲四重芯変化菊



▲五重芯変化菊 \(^o^)/


 今年、大曲の花火で小幡さんは五重芯に挑戦することが明らかになっている。

 先代が「四重芯の名手」であり、その名手が急逝してからしばらく苦労したようだけれど、ここ最近着実に変化してきた小幡さん。今年はついに勝負に出た!!
 ひょっとしたら今日は試し打ちがあるかもしれない…。そんな期待を胸にこの日は現場に立っていた。ぼんくらの目では「あれ、最後のって見たことないなぁ…」って、帰宅してから確認してみれば、やはり…。

 これ、芯がでかくて見やすい野村さんとも、芯は小さく親星が大きい小松さんともちょっと違う、バランスの良い五重芯ではないか!? この丸さなら行けるで!! 期待値上がっちゃうよ!



▲モノクロームの連打



▲対打ち。センターが同じ玉が来るとは限らないのだよな…。



▲この芯のかわいらしい感じが小幡さんの千輪



▲3発同玉来たら来たでミッチミチやで



▲ワイド打ちで第3部終了



▲第4部。型物花火が上がることは分かっていたけれど、このトラの無駄使い感。こういう無駄、嫌いじゃなくて笑っちゃうんですけどね。どこかでこれをカッチリ使ったワイドスタマとかあるんだろうなぁと裏山。



▲なお、足元を優先させると型物が撮れないというね…。
 これ、型物をちゃんと撮ったらスマイルなはず



▲扇のバリエーションが多くて笑う。これはどらネコだね。



▲X花火を引き連れて、ぐんまちゃんがお空を舞うよ!!
 ※ぐんまちゃんは心の目で見ましょう



▲蝶花火の手前の変色ポカ物が気になる限りである



▲第4部より。何をしてもかわいい小幡さん



▲そしてフィナーレ! 水鏡で倍増するで!!



▲収める気も収まる気もさらさらありませんよ!!



▲水鏡はこっちに迫ってくる感、あるね!



▲錦連打~



▲今年も銀で真っ白となって終了~



 帰りはいつものように友達の車に乗せてもらい一路高崎へ!!

 今回は3連戦で、明日も関東の花火なんだよね。いったん帰るの面倒だったので、以前テレビで紹介されたコスパの良い某ビジネスホテルへ…。部屋にマッサージチェアはあるわ、電子レンジはあるわ、アメニティセット満載だわ、駅前なのに露天風呂あるわ、ロビー高級げだわとなかなか…。話のネタになるなるw
 このホテルで一番キュピーン!!と来たのは、ステンレスの歯ブラシ立てがあったことだったりするw こういう細かいところ大事なんだよな~。

 危うくマッサージチェアに心身ともに持っていかれそうになったが、無事焼肉にありついてこの日は終了。


禁煙期間を終えて…おうまさん花火

2017-07-11 21:16:00 | 花火

▲暗くなると赤い月が昇ってきた。この日は満月であった。

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 小千谷の愛染まつりから約1カ月。禁欲節制期間を経て、夏花火シーズンインである。なお、年棒もボーナスも増えなかったため、節制期間は継続である…orz

 ということで、今年もおうまさん花火で幕開けとなる。元々は地元還元的花火イベントなのだが、最近ではどこでも「穴場な花火」としてネットで紹介されているアレである。

 わずか30分のために、なぜか場所取りの徹夜組が出るこの花火。今年も徹夜組のいない入り口にまったりと並ぶ(徹夜組が狙う場所から遠いから、ここはいつも空いている)。それでも9:10のオープンと同時に走り出す人々。もう走るのは止めてやや早歩きで、ほぼほぼ狙いの場所をゲットする。今年もかぶりつきだぜ!
 夕方になると大混雑の建物も、この時間帯はまだガラガラ。全館クーラーが効いてシャワーを浴びたぐらいに汗をかいた身には気持ち良い。「大穴ドーナツ」をもぐもぐして、パンフレットをもらって一旦撤収。

 夕方、会社の後輩と待ち合わせをして、再度競馬場へ向かう。途中、さらに一人加わることになり、あれこれと待ち合わせ場所を支持。ボッチ行動が基本の私にしては珍しい展開である。

 もう、わっさわっさ人がいる中で、無事に現地集合の後輩(あ、花火素人だよ)とも合流し、スタンバイ。

 大きな満月の出に賑やかになりつつ(後輩が)、打ち上げ開始でございます!


▲第3コーナーから第4コーナーにかけて半円形に配置された花火がファイヤーでございます!

 まぁ、はっきり言ってここはオープニングとファイナルなんですけどねw

 なお、この段階で後輩たちは大興奮でございます。おっきい~!降ってくるぅ~!!と黄色い声。冷静に「ここ最大5号だから」と諭す私。きみたち、三尺とか四尺とかの仕事してたよね。
 適当に玉名を付けて行くと、花火って一つ一つに名前があるんだぁと感心しきり。まぁ、煙火店さんによって独特の名前を付けるものもあるけれど、基本見た目ネーミングが多いからね。



▲なんかちょっと変わった八方上がったな



▲彼女たちの間では、これが一番受けていた。音付きだから群声でよかったっけ?




▲この型物何だったの? かぶりつきの席は、音声がほとんど届かないのよね



▲芯抜けだけど、パステルクロセット



▲でんぐり返っていたからひっくり返したにゃんこ型物



▲この子も何かのキャラクターでしょうか!? 次の玉の開発がまるでヘアアクセのようだ



▲この辺りの乱打ちは、どういう思想で上げているのかいまだによく分からん



▲引き先時差変化でくるりと赤い火が走るよ



▲ちょっと低かったので地上着弾



▲まったりと青から緑への時差スライド



▲フィナーレは再びコーナリング花火~!



▲トラトラで編み混んじゃうよ~



▲コロッセオってこの辺りですか!?



▲ねじり上がってまいります!



▲内側の小さなサークルは籐籠のようにも見える



▲くるりと回って、センターにドドン



▲なんかきれいなのも混じってましたぜ


 ということで、相変わらずのけむけむ祭りでフィナーレ! ここ、毎年人気のエリアが風下よね。はっ!徹夜組の皆さん、この火薬の煙浴びたくて、あの辺りを必死に場所取りされるのでしょうか!?

 後輩たちも大満足でしめしめ。少し間を置いて、裏口から出れば、混雑はどこ?とばかりの人の散らばりよう。住宅街を縫って単線駅から電車に乗り込む。無事に乗り継いで楽勝で帰宅。


 さて、今週末は三連単であるwww