▲初弾…。もう笑うしかないわ
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7月の3連休は珍しく全日花火予定が入った(気力体力的財力的に珍しい)。
お初は2日目の境町の利根川大花大会である。
個人的にはそれ何処よ!?のレベル。茨城県境町って、あの千葉県と茨城県と埼玉県が複雑に県境争いしていそうなエリア(多分そんなことはない)と知る。千葉県民より「チーバくんのお鼻の辺り」とも教えてもらった。
どちらにせよ、車が無いとなかなか厳しいところだなぁと一旦はスルーしたものの、そういえば、たまむらの帰りにはいつも人様の車に乗せていただいているので、声をかけてみたら、快く了承された。
もともとは山崎さんの現場で、その後野村さんも加わり、さらに今年は青木さんも加わるという超ド級ラインナップとなった(圏央道開通記念で豪勢だ)。なお、山崎、野村、青木のいずれも大曲の花火で内閣総理大臣賞(優勝)をゲットした業者であり、それだけでいかに豪華かが分かる次第である。
まぁ、はっきり言ってこのラインナップに釣られたわけである。
高崎のホテルを出て、一路境へ。
関越道を上り、途中から圏央道に入る。埼玉県から茨城県に入り、途中千葉県を横切ってまた茨城といった具合で到着。千葉県野田市の関宿では、この日がお祭りらしく神輿が出ていた。
境のいかにも旧道っぽい道をくねくね行って早々に駐車場に入る。道の駅に隣接するお風呂にでも入りますかって入湯料金を調べてみれば、想像より高かったのでしばし会議。さすが黄門様のお風呂(勝手に命名)である。豪勢だな…。せめて1,000円台だったらな…。
ということで、場所を道の駅に移してスイーツなどに舌鼓。ダラダラとしゃべっていたら、知り合いにバッタリ! さらに別行動だった一人も合流し、ようやく店を後にしたのが18時。
外に出て見れば、なんだか雷様がゴロゴロ言っている。稲光と音との差で大体の距離感を認識し、車から荷物を取り出し、自席へと向かう。
昼頃はスカスカだった斜面にも多くの人が座り込み、ビガビガ光る稲光にキャーキャー言っている。時折パラっと雨は落ちるものの、本格的に降られることはなかったし、雷の恐怖に脅されることもなかった。
席に着くと、改めて筒場の近さを実感。
そんな中、ともちゃんの歌声が響き渡る。ついでに雷も召喚したw ともちゃんの唄が終わると同時に、最前客席撤収。そこに人がいると花火があげられない距離なのだ。
ということで、打ち上げ開始でございます!!
▲山崎さんの筒場は目の前。近すぎて、小型煙火とはいえ、画角に収めることは無理!!
絶賛風下に位置し、煙に燻される。あぁ、いい匂いなんてうっとりする変態連中がズラリ。
煙火店によって筒場が異なり、最上段の有料席の正面の激近エリアにはみ出し上等!の山崎さんの現場(小型は煙火中心、むしろ小型しかない)、川を挟みさらに下流にずれた辺りに野村さんの現場(尺玉あるよ)、さらに下流に青木さんの現場(ミュースタ1つだけだよ)が展開される。
一番見たいのが有料席から一番遠くに設置されるという、なかなかなスパルタ展開である。
と、川向こうで野村さんの尺玉が上がる。
▲野村さんの10号玉単打ち10発より
花火の右下のシルエットは、千葉県立関宿城博物館である。花火スタート時はライトアップされていたのだが、15分で消灯となってしまった。川向こうは町が違うし県が違うからままならないものである。
▲野村さんの10号玉単打ち10発より
▲野村さんの10号玉単打ち10発より
▲野村さんの10号玉単打ち10発より
ぜいたくを言えば、もっと近くで尺を浴びたい…。
▲山崎さんの近接戦。筒、すぐそこにあるねん
打ち上げプログラムでいえば、16のうち11が山崎さんの激近打ち上げなのである。風下は変わらないので、灰被りが捗る捗るwww で、灰が目に入る、玉皮が落ちてくる次第。灰は小さいから目に見えなくて、入って初めてそれと分かる。涙で流れて行く分はいいのだが、それでは太刀打ちできない場合もあり、この日もペットボトルの水をかぶって目を洗うという暴挙に出る。
昨年の赤川以来、慣れたものであるw
▲大玉連発花火(野村)
野村社長、今年はこちらの現場に来ていたそうだ。おかげでスタッフに「失敗しちゃならん」という緊張感が走ったというね…。
▲大玉連発花火(野村)
▲大玉連発花火(野村)
▲山崎さんのは多くは中華玉らしいが、トラは一部自社玉とな。これかどうかは分からんけど…。
▲野村さんの10号玉単打ち10発より。長岡で毎年見かける四重芯ね。
▲野村さんの10号玉単打ち10発より
▲野村さんの10号玉単打ち10発より
▲山崎さんの
この辺りで、顔が猛烈に痒くなり、ペットボトルの水で顔を洗う。もちろん、花火を見つつであるw
そして、お待ちかねの青木さんの花火。まぁ、選曲から行って昨今の重々しいものじゃないっていうのは想像できる。青木社長もご迷惑かけないように…、なんて言っていたらしいし…。
▲ミュージックスターマイン「LaLaLand](紅屋青木煙火店)
▲ミュージックスターマイン「LaLaLand](紅屋青木煙火店)
▲ミュージックスターマイン「LaLaLand](紅屋青木煙火店)
▲山崎さんの早打ち
この辺りに来ると、あまりに目に灰が入ってくるので、顔を上に向けることができず、正面を向きつつ、発射音と開発音で勘でシャッターを切りまくるという暴挙に出る。どうせ、納まりきらないことには変わりないし~。
▲ミュージックスターマイン「華麗なる光の舞」(野村花火工業)
▲ミュージックスターマイン「華麗なる光の舞」(野村花火工業)
▲ミュージックスターマイン「華麗なる光の舞」(野村花火工業)
あれ? トラの左2番目が着火していないよ!? 初めからそう言う仕様なの!?
▲ミュージックスターマイン「華麗なる光の舞」(野村花火工業)
▲ミュージックスターマイン「華麗なる光の舞」(野村花火工業)
▲グランドフィナーレ(山崎)
もちろん、まともに見ていません、見ることができませんww
最後まで爆上げでした~。振り向けば、結構玉皮が落ちてきている。小型煙火だからそれほど大ごとにならないだろうけれど、これ、翌日の清掃が大変そうだな…。
駐車場を出るのに少々時間がかかったが、無事に帰宅。
二日間お世話になりましたAさんSさん、ありがとうございましたm(_ _)m