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冬の湯河原花火大会

2021-12-13 00:44:00 | 雑事つれづれ

▲花火打ち上げ前、オリオンが夜空に打ち上げられていた

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 伊豆半島では結構花火が上がるところがあるのだが、やはりコロナで近年は寂しい。熱海は頑張っているが、その手前の湯河原はコロナだけではない事情で大規模な花火を上げられなくなっていた。
 湯河原の花火は海上に台船を浮かべ、そこで花火を打ち上げるというものだった。その台船の具合が悪くなったらしく、現在は使えないらしい。
 確か湯河原の台船って、花火開始の3日前だったかに東京湾から曳航を始めるものだったように記憶しているのだが…。何らかの事情でそれが使えなくなったらしい。

 ただの細長い鉄の平らな船なのだが、これが結構お高い。

 ということで、今回の花火は、陸上で打ち上げることになった。


 が、湯河原は海辺まで民家や商業施設、国道などがあり、且つ砂浜はめっちゃ細長い。そんな状況のどこで花火を上げるのだろう!? と思ったら、海っぺりの湯河原海浜公園で上げるという。

 え!? 隣なんか建物あったよね。隣、中学校だよね。道挟んだところ建物でいっぱいだよね…。スペースを見てみてもそれほど広くない。これは尺は無理なのは理解したが、保安距離的に5号も上がらないのでは…。

 案の定、4号玉までだと知る。

 そして、場所が場所だけに見る場所が少ない(ほっそい砂浜海岸からだと角度がイマイチ)。さて、どこで見よう…。
 こんな時にはグーグル先生。マップであっちこっち見てみたら、眺めのよさそうな高台に気付く。ってか、そこ車から見る場所としておすすめポイントだった。車は持っていないが、どうやら三脚を立てられる場所がありそうなので、そこを目指すことにした。
 駅から東海道線をくぐって、急な坂道を上る。夏じゃなくてよかったよ。

 目的地に着いたら、先客が数人。その隣に三脚を設置。

 確かに眺めが良い。真下に東海道線があり、その向こうに町が広がり、奥に海がある。もちろん海は真っ暗で見えないが、海浜公園はしっかり見えそう。

 真っ暗中、人様の話を伺っていると、知っている人が複数いることを知る。ひっそりと闇に溶け込んでおくw
 
 19時以降はドライブイン花火系(町公認)の人々が続々と後方の道に列をなし、花火を待つ。

 左上空に大きなオリオンが瞬く中、打ち上げ開始でございます!!


▲台船が使えなくなったため海浜公園からの打ち上げ。建物がそばにあるため、4号玉までしか打てない、


▲海浜公園でも海っぺりの方に筒を設置し、少しでも保安距離を確保しようという意図を感じる


▲本店さんらしいカラフルな色使い


▲暗めの和火からのカラフルな色への変化


▲紫色も本店さんはよく使う。難しい色でもある。


▲パステルカラー


▲八方物の引き先が赤で止まる聖礼花カラー


▲聖礼花カラー


▲右の玉の濃い発色


▲ブリティッシュ聖礼花…だったっけ?


▲カラフルな扇がぶわっと


▲変態扇も大きく開く


▲フィナーレは濃厚な原色の扇と金冠

 15分という短い時間でかつ遠花火ではあったが(この日は200mレンズ使用)、本店さんらしい花火をしっかり見れて幸せだった。

尺玉チャレンジ企画番外編 尺尺尺でございます!!

2021-12-04 23:12:00 | 花火

▲尺玉①「花衣(彩りの雪)」
 この日、天気予報に雪ダルマが現れたのだけれど、無事に花火だけで納まった。

 今年の片貝の応援プロジェクトのフィナーレと飾る番外編。自分の誕生日の翌日ということで勝手にバースデイ花火と書き換えるw
 ただ、この時期は雨とかみぞれとか雪とかが天気予報に出てくるころ。実際、自分の生まれた日は雪が降っていたと母の弁(なお、同じく12月生まれの妹や弟は雪が降っていない日に生まれている)
 そんな一抹の不安を抱えながら当日を迎えると、関東は見事な青空!! 

 ってことは、日本海側はどんより曇って雨とか雪とかが降るんですよね、この時期…。
 新幹線で大清水トンネルを抜けると、湯沢の低山に明らかに白いものが…。そして窓に雨粒が付く。
 日本の天気予報は正確だ。

 長岡に着いてみれば雨脚が激しくなっているΣ(゚д゚lll)ガーン
 で、でも夜には弱くなるって予報出ていたよな…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 角煮イタリアンなどを堪能しながら時間をつぶす。が、外の雨は土砂降りに…。とはいえ、時間が来れば路線バスに乗って片貝へ。
 幸い、雨脚はあまりひどいことにはならず無事片貝入り。

 そしてようやくニシロに行く。
 片貝に今年オープンしたカフェ。クラファンで資金を募っていて、春先に支援者になった。その後、オープンしたという話は聞いたが、片貝のどの辺りにあるのか全然把握できていなかったし、それほど興味もなかった(まだコロナ感染者多かったし)。
 そしたら、先日突然場所が分かって、ここならすぐ行ける!! と今回初めて店を訪れた。
 
 どうやらここは地元の人の憩いの場であると同時に、自分たち花火チンピラの憩いの場にいつの間にかなっていたらしいw 2名ほどここで合流し、コーヒーを飲みながらしばし歓談する。

 雨がやまぬまま、打ち上げ時間は近付き、いつもの場所へ…。
 雨が降っているため、臨時の屋根付きの観覧場所があり、そこから正面に上がる花火を見る。


▲尺玉②「分砲小割二段咲き」
 段咲千輪、美しい


▲尺玉③「スライド芯変化菊」
 向きがアレだったけれど、スライド変化確認


▲尺玉④「満天の星とシリウス」
 3月のようにはいかなかったけれど、シリウスはシリウスだった


▲感謝の華「大柳火」
 片貝煙火工業さんからの提供玉は、大柳火\(^o^)/。
 風にあおられて大きく開いたけれど、主要部分は無事フレームに納まりました。


 途中激しい雨もあったけれど、片貝玉は雨にも負けずに空を彩った。
 個人的に「バースデイ花火」と心に刻みつつ、今年最後の片貝を辞した。