以前、紹介した、針の友人の奥様、ワン友、の大嶋のかみさんから、手打ち蕎麦を頂いた。夏の「港区民祭り」では「越前蕎麦の会」のブースで、大根の下ろし蕎麦を食べたが、実に美味しかった。
蕎麦を打つというのは、大変な重労働です。それを40人前ともなれば大変を通り越して、もはや、驚異ですね。それも細く綺麗に、寸分違わずに切れています。これは芸術の域です。
大嶋の女房殿、細い体で、細腕でよく、あれだけ打てるもんだね。
で、よく折角蕎麦をうっても、茹で方が拙いと美味しくなくなってしまいます。なんともはや勿体ないです。で、失敗のない簡単な茹で方だ。
① 沸騰してから麺を解して入れる。必ずパラパラと麺と麺を離すように鍋に入れます。
② 打ってくれた人に茹で時間を聞いて、きちっと守って茹でる。今回は30秒を切るくらい。ちょっと食べてみて、茹で崩れていないくらいがいい。
この方のお蕎麦、冷やすと、ドンドン腰が出てきます。腰については何の心配も要りません。
③ 水切りでしっかりと熱を取ると腰が出るので、しっかりと取る。出来れば冷蔵庫の氷を水切りの中に入れて冷やす。
つけ汁を薄めるのに、チョコの中に氷を入れて(一個か二個)冷やしておく。蕎麦は喉越しが重要ですからね。
是をすれば、腰のある美味しいお蕎麦が食べられるというもんですな。