山小屋に着くとまずやる事は、カーテン開けて窓も開けて空気を入れ替えます。下ろしておいたブレーカーを上げて湯沸かし器の電源を入れるんですが、「ん!?」。オンにはなりますが、何故かE1のエラー表示が出ました。先日管理事務所便りで、帰りの際は、電源プラグを抜いて帰ってくれとありました。
ここいら辺は雷による電気の障害があるので、ブレーカーは下ろすのは当たり前、テレビやパソコン電話のコンセントに至るまで、可能な限り抜いていきます。そうであっても、以前、神さん達が外にいた時、「青い光が家の下に入っていった」なんて事がありまして湯沸しのスイッチがプツンと切れた。幸い再度スイッチ入れたら使えるようになったんですが、水道管の凍結防止のヒーター線に入って焦げてしまいました。
湯沸かし器の電源は外にあるので帰るときよく忘れる。てっきり、今回も「落雷」に依るものだと思って、掛かり付けの「蓼科コロナサービス」の間ケ部さんに連絡。落雷で中の基盤がやられるとふるい機種だから、アッシー交換となってエライ金額となるので心配です。
翌朝きてもらって調査開始です。湯沸し機から出ている白い2本のコード。これがリモコン用のコードとの事なので、白い箱の蓋を開けてみると「あ、これは!」「ネズミかも知れません」
箱に下には2つばかり穴が開いていて其処からコードが入っていく訳ですが、この場合片方しかコードが入っていませんのでもう片方は5~6mmの穴となっています。其処から、穴を拡大して入ったらしいのです。とは言っても1円玉の大きさよりも小さい穴です。入ったは、いいのですがコードが邪魔になったんだろうね。コードを齧食ってました。白いコードの表層部分が取られて中の黒いコードが露出しています。「これかあ!」応急処置して終了です。
ネズミ君、雨除けの樋を伝わってここまできたんだろうね。友人の一赤羽君のうちでも、ログではなく一般建築なので隙間があるらしく、よく台所のシンクの布巾入れや、衣装棚なんかんで勝手に越冬している事があるそうだ。
でその犯人はこの子達だ。こちらでは山ネズミなんていっていますが、本名は「ヤマネ君」。前は準絶滅危惧種に指定されてましたが、本土北から南まで結構生息している事がわかったので、指定解除になりました。
だからと言って可愛いから捕獲して飼うなんて駄目だぞ。自然のままで暮らさせて上げるのが彼らにとって一番の幸せだからね。出張費3000円、技術料2000円チョイで直りました。良かった良かった。可愛いから許しちゃう。