ビルのメンテナンスは人が思っているより経費が掛かります。それにも増して、東北の大震災時に屋上に、亀裂が入ってしまい、4階の店子さんの処に漏水が出てしまい、そのお陰で、天井が湿度で下がってしまい、修理の為に部屋にある家財を「クロネコの倉庫に一時預かり」「迷惑料」「漏水の防水シート加工」「外壁のタイルの亀裂(中にもヒビが入っている)伸ばし伸ばししてきたエレベーターの法定点検と結構な費用が掛かってしまった。
さもありなんと無駄遣いしないで、準備してきたので、事なきを得たのだが、ビル管理・メンテナンスは人が思うほど楽ではありません。年がら年中やれ「クーラーが壊れた」「湯沸かし器が壊れた」とお金出っぱなしね。
これで最後の工事だと思うので、外壁の修理を依頼したのだが、流石商売人、専門家だね、あっという間に足場を組み立ててしまったぞ。前の西〇さんと話をしたら、やはり何年か前に相当なメンテナンスにお金使ったんだって。うちなんかのエレベーターなんて小っちゃいので法定修理代は大した事なかったんだが、10人乗りの大型エレベーターなんかは1台1000万単位なんですって。知人で高輪でマンション経営しているのがいますが、10人規模のエレベーターが2台あるんだってさ。気の毒に思っちゃう。
今、店子収益を見込んでビル立てる人がいると思いますが、半分は儲からないし、店子がなかなか入らないと、銀行への返済が滞って所謂「貸し剥がし」に合ってしまうよ。
骨牌断(カルタ)の役じゃないけど、断么絶六(タンヤオゼツロク)=「すってんてん」と読みます。(これは西遊記に出てくる孫悟空が妖怪の鈴を振られて何もかも全部吸い取られてしまった時の話です)皆さんも覚えておきましょう)←ふん!覚えんでいいわい。
ここいら辺りは三井住友、森ビル、三菱地所と毎日毎日ひっきりなしに電話が掛かってきます。煩いったらありゃしないね。こっちは「また飲みに行く金が無くなっちゃっただ。!」