ご存知、三銃士はアレキサンドル デュマ の作品で世界中で読まれている本で、大半の人はデュマ の架空のフィクションという認識が多いのですが、登場人物、土地名は全て実在します。ただダルタニアンだけは実は2名いまして、どちらも、同じ家系の人なんですが、一人目は、「シャルル」もう一方は「エマニュエル」(ちょっと記憶が飛んだ)。どちらも侯爵の地位。貴族の爵位は「侯 公 伯 子 男」ですが、最高位ですね。シャルルがダルタニアンとするのが定説です。
デュマが当時の古文書の中に「ダルタニアン氏の覚書」「ラ フェール伯爵の覚書」なる物を見つけ出し、その中にアトス、ポルトスの名前があったとか。(記憶が曖昧ね)。デュマにとってこの発見は千載一遇だったんだろう。
スペインとの境に近いガスコーニュ地方の「タルブ」の出身。マンの街で黒ひげロシュホール伯爵に出くわしてからパリの街へと着た訳だが、父親の同郷の銃士隊隊長のトレヴィル殿の門を叩くのだが、このトレヴィル殿も実在の人物です。肖像画があるのには吃驚しました。
ダルタニアンはこんなに二枚目でしたかね?。(笑) 銃士隊長 トレヴィル殿
ルイ13世 別称「ルイ公平王」 アンヌ ドートリッシュ
リシュリュー枢機官 バッキンガム公爵(と思う)
一説には、アンヌドートリッシュをめぐってバッキンガムとリシュリューは恋敵だったとか。恋仲の方はバッキンガム公とアンヌ妃ね。
ルイ14世(太陽王) マザラン枢機官
実はルイ14世には双子の弟がいまして、それが後にとんでもない騒動を巻き起こします。デカプリオの映画だと思いますが「鉄仮面」がそれです。デルブレ―神父(アラミス)が関与しています。
フィリップオルレアン王弟殿下(左がアンリエット) アンリエット妃 チャールズ2世の妹 (アンリエット ダンクルテール)
このアンリエットもギーシュ伯爵とバッキンガム公爵、初代の息子)の両方から恋焦がれる羽目に。
チャールズ1世 チャールズ2世
モンク将軍 ギーシュ伯爵
ラウル ド ブラジュロンヌ子爵
(架空の人物)
本作の主人公で、アトスの実子。二十代半ばの青年で、優れた騎士。タイトルの『ブラジュロンヌ子爵』は彼の持つ爵位から来ている。作中ではルイズとの恋に苦悩する。形式的には主人公であるが、ダルタニャンら古参のキャラクターの前では影が薄い。ダルタニャンらの活躍でイギリスの王政復古が成功すると、イギリス・フランスの友好のため、イギリスのアンリエット姫と、ルイ14世の弟、オルレアン公フィリップの結婚が行われた。ところが、あろうことかルイ14世とアンリエットの間に不倫関係ができてしまう。とりあえず、ルイ14世はアンリエットの侍女ルイズに恋をしているから、アンリエットのもとに通っているのだと偽装をする事になるが、ルイ14世は本気でルイズに恋をしてしまう。このためもとルイズの恋人だったラウルとルイ14世、ルイズの三角関係ができてしまう
ルイズ ド ラ ヴァリエール
ルイズ ド ラ ヴァリエール
国王ルイ14世の寵妃。王の愛妾となるまで、彼女はわずか2ヶ月間フォンテーヌブローにいただけだった。最初、ルイーズは、ルイ14世とオルレアン公爵夫人ヘンリエッタとの危険な浮気から周囲の注意をそらすためにいたのである。しかし、ルイーズはルイ14世とすぐに恋に落ちた[2]。これはルイーズの初めての真剣な愛であった。彼女は純粋で信仰が篤く、始めからルイに対して思わせぶりな行動をとったのでもなければ、秘密の関係となるのに自ら興味を示したのではないことが伝えられている。彼女は浪費家ではなく、自らの置かれた状況から得られるであろう金や称号に関心がなかった。ただ、王の愛を求めた。物語では、ラウル ド ブラジュロンヌ伯爵の初恋の人。許嫁。やがて、寵愛はモンテスパン夫人に移ってしまう。