お神輿が近年盛んになってきましたね。一応、下谷の「小野照崎神社」親戚の仲間内になっている針外しとしましては嬉しい限りです。
で、お神輿について神様が乗る神聖な物なのでよく神輿の上に乗る輩がいますがそれは完全に駄目ですね。
また、神輿の出発にあたって、隣の町会の会長が自分で呼んだ「ハワイアン ダンサー」を音楽を掛けて踊らされた事がありますが、本人は「良し」としてやった訳ですが、これも駄目ね。もっての外です。
有名な神社と言えば富岡八幡宮、三社、鳥越神社 烏森神社等がありますが、神輿がなんせ「でかい!」でかいから2~3人で上がるもんじゃありません。人数が全員で担いでやっと上がる。ただ大きい人もいれば小柄な人もいます。これが息を合わせて担ぐにあたって、神輿の重量が物を言います。神輿に全員で入ってグーンと神輿の重さが加わって、下に沈む時に全員の力が結集して支えられて収まる高さで止まります。これが神輿の高さになる訳です。
そこから神輿の渡御になる訳ですが、飯五の町神輿は小さいね。以前ワン友のおばさん(浜松町)を担ぎに来てもらったんですが「しょぼいわね」だって。でもほんの10mも行かないうちに音を上げて神輿から出てしまった。それの方が「何ともみっともないね」。神輿というのは大きい小さいにかかわらず、「威勢の良さ」です。葬式で「棺桶」担いでいるんじゃないってんだ。
いくら、大きくたって担ぎの勢いがなければ神輿は死んだようになるし、小さくても勢いがあれば神輿が大きく見えます。
前にも言ったけど、神輿は掛け声だ。それが威勢の良さを出して品格が表れます。神様の乗り物に対して「しょぼい」なんて間違っても言っては駄目だ。大体一人で担げる物ではなく皆で担ぐいわば、「総合芸術」なんですね。