高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

働く子ども (ミャンマー紀行)

2008-03-16 23:56:06 | 日記
ミャンマーの街中のレストランでは、子ども達が朝早くから夜遅くまで働いています。学校には行っていません。親が食べさせることができない子ども達、親がいない子もいます。ストリートチルドレンにはならず、住み込みで働けるのが、せめてもの救い。 しかし・・・給金はあるのか・・ないのか・・。

街中は、他のアジアの国の街のように、力車や三輪タクシーが警笛をけたたましく鳴らして走ってはいません。自転車も少ない。車もヤンゴン以外はさほど多くはありませんでした。走っている車は日本の中古車が数多いようでした。一方、新品のトヨタの高級車が走っている姿もしばし見かけました。つまり、貧富の差が著しい。

日本の政治家が、「日本には格差はまだない・・」というようなことを発言したが、彼等はいったいどのような状態と比較して、格差がない・・などと言ったのか・・。 比較する問題ではないだろう!!!

                 

子ども達は皆、ほんとに良く働いているのですが、中でも写真の子は、見事な仕事さばきをしていました。朝食に来た私達一行の注文を聞いています。常に動き回り、お客さんの動きを見て、すばやく対応している姿は、感動ものでした。日本で言えば、小学校4,5年生くらいでしょうか・・。

これでいいのか!? しかし、ここではこれが現実。

彼等から見れば、私も大金持ち(小金持ちか・・)である。これはこの世界ではまぎれもない事実なのでした。この現実的矛盾を受け止め切れないでいるかと思うと・・・・すぐに鈍感になる・・この融通の良さというか、いいかげんな神経こそが、人間性そのものなのか・・・
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村の鍛冶屋

2008-03-16 23:23:37 | コラム風味

ミャンマーの水上にあった鍛冶屋さんで買った山刀をMGYへプレゼント。予想通りにお喜び頂けて、私も嬉しい。

その鍛冶屋では、1mほど高い台の上に、なかなか見ごたえのある年季の入ったお顔立ちをしたお爺さんが座っていました。その前には二つの長い筒があり、ピストン状の棒を、両手で交互にその筒に上げ下げしていました。これは大きな「ふいご」なのでした。

そして、ふいごで赤く焼いた鉄に3人の鍛冶職人の3本のハンマーが絶妙なタイミングでハンマーをリズミカルに振り落とす。 だぶん、30年も40年も前も同じやり方を同じ場所でしていたんじゃあないかと思える「鍛冶屋」の技に驚嘆!!

♪しばしも休まず 槌打つ響き・・・♪
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大沼

2008-03-16 09:53:49 | 日記
大沼に滞在。残雪はあるけれど沼の氷は解け始め、カラ類のさえずりが始まっています。確実に確かに春が近づいています。午後から地域の方や観光協会の方々と懇談会。新たなサイト活動に育ててゆきたいものです・・・。
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