さっぱり若い男衆が動き出さないので、痺れを切らし・・、ついに朝5時から自ら動き出して、発掘作業を開始しました。
ではなくて・・・、
ジャブジャブ池、自然学校の小さなビオトープの再生工事を再会です。
MNGビオトープ管理士が、夏の始めに再生したジャブジャブ池には、士の尽力があり、カエル、サンショウウオ、フナ、ゲンゴロウ、ヤゴ、カニなど地域の水生動物がたくさん存在するようになり、子ども達の格好の観察場所、遊び場所、そして、本物の自然へでかけてゆくきっかけづくりに大変寄与する存在になっていました。ところが、7月下旬頃から太いヨシの侵入により遮水シートが破れて漏水するようになっていました。
再生工事を子ども達と実施したのですが、コンクリート工法だったので、相当な量が必要となり途中で断念したまま放置されておりました。 その再スタートです。周辺を掘り起こし、シートとネットをはがしました。
なかなかお目にかかれないヨシの根っこの織物が出現。土を掘り起こして根の除去作業に汗を流しました。ブロックとコンクリートで根の侵入を防ぐ案もありましたが、そのためには、より広く深く一回り池を大きくする必要もありますし、トータルコストもかかりそうなので、シートを使う同じ工法をとることにしました。 3、4年に一度、再工事して雰囲気を変えるのもいいかなと思って・・・
テラスの下に親水域を設けようと全体的にちょっと広げてみました。なんとか・・午前中で下処理完成。
誰も手伝いに来なかった・・・。 まあ・・いいんだけど・・
ヨシや池のそばのトドマツやシラカバ、雑草の根っこの生え方、校庭の地盤、コンクリートの強度、仕事の段取り・・などなど 結局 私ひとりが体験学習してしまったな。
新しいシートの到着を待っています。
ブログにあまり登場してきませんが・・、その後の 源じぃのことです。
源じぃは、ヤギです。自然学校にはヤギがもともと2頭います。ドンとガラという姉妹で円山動物園からやって来ました。この2頭はトカラヤギという日本の南に多い原産種です。体が茶色なので遠くから見るとヤギとは思えません。来た当初は近所の人から「なんだこいつは・・シカか!?」と間違えられることもありました。
源じぃもどうやら、このトカラヤギのようです。夏の始めに自然学校に迷い込んできました。しかし、あちらこちらを照会しましたが、飼い主は見つかりませんでした。そうこうしているうちに・・・
「そういえば・・、見慣れないジィさんがこんなヤギを軽トラックの後ろに乗せて、ゆっくり走っていたのを追い越した」という情報がガス屋さんから入ってきました。
どうも・・・、うちにトカラヤギがいることを発見した元飼い主が・・、源じぃを置き去り、つまり捨てたようなのです。そこで、警察に届けを出す事にしまた。その結果として、近隣町村からも情報はありませんでした。
拾得物扱いになっていた 源じぃは、2ヶ月間の預かり期間を経て・・・、ついに、晴れて・・(いやいや)、所有権が法律的にも私に移ってしまいました。
人なつっこいのですが、その風貌からか自然学校の人気者の位置は獲得できていませんが、たぶん・・・幸せかなぁ・・暮らしています。
なんか、このストーリーは、絵本にできそうだな。