ただいいま、粛々と衆議議員選挙の投票が進んでいる日本です。 私は昨日、58歳になりました。 そして、今夜は明日からの政治の体制が判明するでしょう。 なんだか、ちょっと運命的なものを感じています。
明日の新聞一面は、果たして、「自公・維新」の大連合の字が踊るのでしょうか・・。 それとも、未来をはじめとする新勢力の躍進が伝えられるのでしょうか・・・。 どちらにころんでも、政治は大混乱期に突入しますね。 社会のあり方に国民がもっと関心を持たないと、強力な発言をする政治集団に、この国は引っ張られてしまいます。
都知事選も心配です。猪瀬候補は都に集まった募金の使い方に、避難港湾など構造物を尖閣に造るのであれば協力したいとの意向があるようです。 そんなことになれば、本当に八重山の海域で海戦が起こりかねず、漁業どころでなくなるでしょう・・・。八重山の人達はどう考えているのでしょうか? こんなブログがありました。
http://blog.goo.ne.jp/hanamiduki87/e/f7cba59e7194c76c1af1e441e99aefbb
西表島に住む、石垣金星さんにこの疑問をfacebookで、先程、投げかけました。
尖閣の問題には、沖縄基地、東北被災地や福一事故現場と同じような状況があります。遠く離れた安全な場所にいる国民が無関心でいると、偏った報道だけが際立ってしまいます。 そこに登場する同じく安全な場所に住む政治家や国家官僚の方針に、当該地以外のその他大勢の国民が、結果賛同して、事が決まって動いてゆきます。
FacebookやTwitterがインターネットに急速に普及したのは、ほんのここ、2、3年のことです。これまで新聞とTV報道だけに頼っていた政治、経済、社会情勢の情報が、私達国民が自ら各方面から情報を集めることができるようになりました。 その中で初めての国政選挙でした。
明日から、国政は大振れする可能性もありますが、新聞やTV報道だけに振り回されることなく、日本が世界から憧れられるような国でいられるように、 混乱の中でも、進むべき道を見失わないようにしたいものです。