ついに12月31日となってしまった・・・。
手帳を見ないで、徒然に思い出すままに今年のできごとを 書き出しました。
① 3.11の1周忌ボランティアツアー
なかなか進まない被災地の復興。今年はボランティアセンター長を斉藤学として、私自身の関わり方は下支えとしました。7月までは月に1回は現地に赴きながらも、「いったい、私にこれから何ができるのだ?」という悶々とした感が続きました。
9月に下川のNPO、奈須氏の話を聞く機会がありました。その中で「3.11以降のミッションの見直し」という言葉を聞き、自分の中に「次」を整理しないでいることに気づかされ、ハッとしました。そのおかげで、やっと次の段階への心の整理ができました。
三陸で起こっていること、福島で今も起こっていることは、日本の未来の縮図でもあることを改めて感じました。今回は自然の猛威が人間社会に壊滅的打撃を与えました。しかし、そこで立ち上がろうとしている人々がいます。人間の持つパワーを見て、感じてきました。
現地で地元の柏崎、伊藤のふたりと「三陸ひとつなぎ自然学校」を軌道に乗せる直接支援をするのも方法でしょう。しかし、私が釜石に住み暮らすことにはならない。10月になって、やっとその立ち位置を改めて確認することができました。だから、私がやるべきことは、彼らに間接的に届けることができるパワーの提供だ。 私自身が、私の目の前にある課題に対して、四苦八苦しながらも進めて行く様を見せ、伝えてゆくことだと、やっと腑に落ちました。
11月に釜石にて実施したCONEリーダー(自然体験活動指導者)養成研修会、九州に一緒に行った視察研修はは、次の支援局面のひとつの節目であった。