高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

総会シーズン始まる

2018-03-11 13:07:52 | 日記

年度末の総会シーズンが始まった。いっとう最初は地域の水道組合からだ。ここ黒松内町作開地域では、上水道を地域で管理してもう30年を越える。取水浄水場は町が作ったが、その管理と運営は地域住民が行っている。大きな修理があらば町が補助助成してくれるが、その他の経費は住民から徴収する水道料で運営している。 戸数は60戸ほどになっているが、基本料金月10㎥まで700円、超過料金1㎥毎に25円という、都会では信じられないくらいの水道料金だ。住民のほぼボランティアな労力によって健全な経営がされているのだ。

さてさて、総会は、役員をつとめているNPO,団体、役員をつとめているいくつかの団体等、むこう5月までいくつも続く。さらに昨日の水道組合の総会では、メンバーが重なる地域住民から、地域の福祉部会の催事が去年は行われなかったが、どうしたのかと別件で詰問されてしまった。アタシは昨年にその役員を下ろされて、別の福祉団体の役員に上からのお達しでスライドしたのだが、その後任が決まっていないらしいが・・・、「高木さんの責任だ・・」ということで・・・。 う~ん、めんどくさいが、その調整もせにゃあならん。

ともあれ、もっとも足下のぶなの森自然学校とNPOくろす野外計画社の年度末まとめ作業をそろそろとりかからないとならん・・・。

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3月11日

2018-03-11 10:49:24 | 日記

あれからもう7年も経つのだなあ・・・・。 

3月11日はニセコで娘の結婚式があった。式が終わり夜の披露宴、そして親族だけの二次会を終えて、自室に戻るまで地震による大災害が起きたことはまったく気づかずにいた。TVをつけて驚愕した。 そして、すぐさま黒松内スタッフだった釜石出身の柏崎Joyさんの実家をあんじた。夜遅くまで報道を見続けたが詳細はわからなかった。翌日自然学校へ早々に帰るとスタッフ達はTVを囲んでいた。が・・、釜石の状況は電話も繋がらずわからなかった。 福島原発の被害も刻々とニュースにあがるようになって来た頃、ついに釜石の市街のアーケード街に津波が押し寄せる映像が入った。 行くべきか行かざるべきか、行っても何ができるのか・・・しばし逡巡した。が、目の前に心配憔悴しているJoyがいる。行かないわけにはゆかない。すぐさま、函館方面の仲間に青函フェーリーの予約を命じた。

自然学校にある毛布や備蓄食糧や野営道具をワゴン車にめいっぱい詰め込んで、星山さんと彼女と私で函館に向かった。青函フェリーも運行を休止していた。そのためフェリーヤードは本州に向かうトラックが多数滞留していた。しかし、運のいいことに最期から2台目としてわずかな空間に車を乗り入れることができた。 それから 彼女の実家のある海岸から鵜住居川流域の支援活動が始まったのだった。

でも、今日は何事もなく・・・、あっけなく平穏に過ぎた・・・・。 被災地で避難生活を送る人々が同じ空のしたにまだ大勢いるのに・・・。  居たたまれない自分を感じるが・・・、 今、自分が生きていることに感謝したい・・・。

合掌・・・。

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