3月29-30日
まだ雪が残る春先での、海浜キャンプをスタッフが企画しました。 場所も森の中ではなく、吹きさらしの浜だし、自然学校から約1時間離れた太平洋側なので、私としてはちょっとハードルが高いのではないかと多少心配していました。
幸いにお天気にも恵まれて、風もなく、夜はもうすぐ満月の十三ななつ位の月夜でした。 この場所の選定ポイントの一つは、長短さまざまな流木があるということでした。 長い支柱を真ん中に一本立てて、円錐形にするティピィー型テントづくりがスタッフのお薦めだったようでしたが、子どもたちは屋根が柱ともなる「拝み小屋」づくりをしました。 試行錯誤しながら流木を組み合せ、ブルーシートを張りました。 これぞ、アクティブラーニングそのものでしたね。
夜は焚き火を囲んで、プラスティク浮き球のドラム演奏、SKRのお誕生会もしました。 わらわらと過ごす、これぞ、ねおす伝統の野外キャンプができたなあと思いました。
60歳をゆうに越えて、最近思うことは、私自身の今後のあり様なのですが・・・、この若手スタッフがディレクとし子どもたちが楽しんだキャンプをみていて・・・、 私の役割は、もうこういったキャンプをし切るチーフディレクター役はできないが、こういったキャンプができる場を作り続けるプロデューサー役なのだなあ・・、としみじみと思ったのでありました。