高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

2008年の夏休み

2023-02-04 10:31:15 | 来訪者

つい先日、ひとりの若い女性が自然学校の入口で車をおりました。誰だろうなあと出てゆくと・・・、

「子どもの時に、ここの夏休みのプログラム(子ども長期自然体験村)に参加したことがあって、来てみました。2008年のことです」とのこと。

「今は、北大の大学院を卒業して就職も決まり来週には引越しをします。昨日の夜に、帰る前に黒松内に行ってみようと思い立って、突然に来てしまいました」「JRで駅に着いたもののどうしたらいいかと途方にくれていたら、近くにいた人が車で送ってくれたんです」と。 なんとも行動力がある人というか、猪突猛進だなあ・・。

彼女は、2008年夏3週間キャンプでは「まるこ」と呼ばれていました。私も現役体力があったころでしたなあ。 その当時の長期村は3週間活動をしていました。1週目は全員(参加者30人、スタッフ20人)で海や山など同じ場所へ行って同じ体験をし、どんな人がいるのかを知りながら過ごします。2週目は、ワゴン車1台と乗用車1台くらいで移動できるグループを分けをして、それぞれが異なる場所へ日帰りで1泊2日ででかけ、夜にその活動を報告し合います。自然学校の周りにはどんな自然があるのか、自然学校にはどんな道具があるのかを知ります。 そして、3週目は、自分たちがやりたいことを決めてグルーピングし、行動計画、装備計画、食糧計画を作って2泊3日のチャレンジ野外キャンプ活動をしました。

この年、彼女が参加したのは、長万部から八雲への太平洋の砂浜を「夜」歩き、昼間は寝るという子どもならではのチャレンジ計画でした。 このサポートを車に乗って私はしたのですが、夏の暑さを考慮しなかった子らは日差しの中で白目をむいて寝ていたなあ・・。 もちろん安全管理にスタッフも同行するのですが、付添うスタッフにとってもチャレンジでしたな。

彼女は、大学時代も北大だったそうで、なんと北海道を数日後に去る直前に突然に訪ねてくれたのでした。なんだよ・・、在学中に訪ねてくれたらもっと深いお付き合いができたのにな・・・。

とはいえ、嬉しい来訪者でした。 (写真を撮るのを忘れた・・・、残念)

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