高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

幸福ホルモンの話

2007-08-17 21:45:27 | 主義・主張
                   

山村留学の子ども達は今日から学校です。久しぶりに朝の送迎をしました。日常に戻りました・・・ 長期体験村は、昨日海外からのスタッフを含め、みんな自然学校を去ったのですが、それが、もう1ヶ月前くらいの出来事のように感じてしまいます。

なんなんでしょうね・・。この感覚って・・・
2泊3日のエコツアーを実施していても、その二日目の夜に「昨日来たように思えない」と参加者が感じることがあります。

 これって・・、実は・・・

深い体験ごとがあると起こるんですね。

つまり、体験によって心身に感じた強い感覚(見て、聞いて、触れて、味わって、嗅いで・・・)には心に刻み込まれる「量」ってものがあると思うんですね。なんというんでしょうかね・・・、科学的に言うと・・(たぶん・・)脳内ホルモンの総分泌量に比例するじゃあないかと思うんですね。

例えば、幸福ホルモンと呼ばれる脳内ホルモンである エンドルフィンは、ランナーズハイといわれるような状況、大怪我をした時、絶頂感の時に分泌されます。その結果として本当は辛いのに、痛いのに、その辛さをやわらげ、その状況に耐えるというか、継続できるようにするわけです。また、セロトニンは、楽しかったり、心地良いと感じる時に分泌されている、つまり幸福感を感じさせる脳の刺激ホルモンです。そして、ドーパミンなんかは、ストレスがかかった時に分泌される、集中力をかもし出す脳内ホルモンなんですが・・、

このホルモンが、普通に生活していると1週間かかるかかる分泌量があるとします。

しかし、深い体験が重なる、つまり、達成感や楽しさや嬉しさ、辛い事、悲しい事なんかが、長期村の生活のようにたくさんある、あるいはエコツアーで動植物をたくさん出合ったり、心地よい自然環境で過ごすと、同じ分量がわずかな時間でたくさん分泌することになるわけです。

するとですね・・・、

脳は、これまでの分泌量の記憶と照らし合わせて、たった一日だったのに、1週間分を分泌してしまったと勘違いするわけですね・・・。

だから、通常の時間感覚と違う感覚が生じるわけだと思うのです。
(けっこう 科学的でしょ・・・)

ですから・・・
この幸福ホルモンを分泌しやすい脳の環境を作ってやると 人生が楽しく何倍にも生きることができるのです。

子どもが 「たかぎぃの歳って いくつ?」って聞いて来た時は、私はこう答えています。

「俺ねぇ・・・ 356歳・・・」

その位に脳が勘違いするくらいに 脳内ホルモンを出してきたかもしれないので・・・

ハリーポッターの魔法使い ダンブルドアでしたっけ(あかんち?)の年齢って脳内ホルモン分泌年齢だと思うんですよ・・。

でもですね・・・
この脳内ホルモンは、ギャンブルをしていても大いに出されるのですね。
これだけに反応する脳の環境を作ってしまうと やばい・・
悪い事も同じですね・・・ きっと・・・

私の人生は いつも ギャンブルのような緊張感もあるので、あんまりギャンブルする気にならないのかもしれないなあ・・・

ちゃん ちゃん・・・



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1 コメント

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Unknown (あかんちー)
2007-08-29 22:30:08
自分の名前がたかぎぃのブログにでていて
びっくり!ハリーポッターの
ことを聞くと(見ると)なんかテンション
あがっちゃう
でも、もう寝ます。おやすみなさい。
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