元スタッフだったリーハンとイナリ家族が来訪。
私は、「シン田舎づくり実践研究所」なる(遊び)名刺を持っています。 研究所と言っても何をしてるではないのですが、「ただ、ここ黒松内町作開地区」に住み暮らすことを目的にしております。
私が育った子ども時代は、千葉県船橋市西船。 小学生の頃は田んぼや畑がまわりにあり、高台からは海(東京湾)も見渡せる田舎っぽい風景が広がっていましたが、都市化がすすみ東京の衛星年として今やビルに囲まれております。 父方母方の祖父母も近くに住まっていたので、私にはいわゆる日本のかつての農村風景が残る「いなか」を持ちません。
今住む、ここ黒松内町へ移住したのはもう25年も前のことになりますが、その大きな理由は自然体験活動という仕事のためではありましたが、個人的には、「田舎がないので、自分で創るしかないな」という大きな動機があるのです。 私ら夫婦も孫がいる世代となりまさしくジジババになったのですが、ここ我らが住むところが次世代の「いなか」になるべくして、なってきたなと感じているところです。
それは実の親族だけでなく、ここに滞在した子どもたち、仲間として活動したかつてのスタッフ達にとっても「帰ってこれる場所」であることを願ってのことでした。
そんなスタッフ達も今や親世代となり、独立したり、他の仕事についたりしてもいますが、自分の田舎のように訪れてくれることが、たいへん嬉しいこととなっています。
私自身は、今年は自家菜園もすることなく、周辺の整備整頓、草刈もするでもなく、のんべんだらりとしているのですが、居るだけで「風景の一部になる」「見かけないと、あら、たかぎさん どーしました?」と多少の心配されるようであることも目標のひとつなので、まっ、いいかなとダラダラとしております。
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