高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

シャクシャイン

2019-09-09 17:09:14 | いろいろシゴト

9月8日

豊浦町、黒松内町、長万部町は太平洋側に面している(黒松内町は行政境界上では海がない)三町で「はしっこ同盟」なることをしています。(詳しくは何をしているか知らないのですけど)その事業の一環として、豊浦漁港から長万部の静狩漁港に観光船を走らせないかとのモデル事業がありました。くしくもアイヌの英雄・シャクシャインの生誕350周年だそうで、その最大の戦闘が長万部の国縫でありました。シャクシャインは和人の松前から和睦の申し出を受けたもののその協議・宴会の席で暗殺されてしまうという結末なのですが・・、 アイヌ戦士は全道から集まりました。しかし、豊浦と静狩の間の海岸は断崖絶壁が続くため、この間は、丸木舟で移動されたと推測されます。そのような推測もあっての船プログラム化なのですが・・。

私の役割は黒松内低地帯の自然みたいな部分を15分ほどガイドしました。目の前にブナの木があるわけでないし、対象者は静狩小の子どもたち10人ほどで、守備圏外もあり、なんだかこなれたガイドはできなくて反省・・・。

ですが、礼文華では今もアイヌの血筋の人も多く、カムイノミも毎年行われていることを知れたのは収穫でしたし、過日は、アイヌ協会の副理事長さんと台湾の旅をしたことだし、これを機会に、少しはシャクシャインのことを深めようと思ったのでした。

いつもは、秘境の駅、小幌から山を降りて到達する小幌海岸を沖合から眺めるのは、私としては興味深かった。 夏であれば、船からダイビングして、岸まで泳ぐのもいいかもね。

           

 

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