高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

やなせたかしさんの思い

2014-10-17 13:39:24 | 主義・主張

【去年のブログより】

ちょうど昨年の今頃だったんだな。やなせたかしさんが他界されたのは・・・・・。

アンパンマンマーチは、たぶん、私が猛烈サラリーマン時代に我が子ども達がTVでリアルタイムで見ていた。 だからだろう、頭の片隅で、アンパンマンマーチのメロディは覚えている。

しかし、その歌詞内容まで気にしていなかった。昨年、悲報を聞いたあとに、じっくりとアンパンマンマーチを聞く機会を得た。そして、歌詞に改めて向き合った。

http://matome.naver.jp/odai/2133796388853385701  すでに、原発再稼働の動きが止まらない流れになりつつあった。あまりにも経済至上社会に組み込まれた、いや、原子力エネルギーの供給そのものが、パズルの枠を作っているような世界経済の仕組みを知れば知るほど、過酷事故などなんのそのの、原子力エネルギーを日本経済の要に位置づけてきた巨大権力勢力がいることがわかった。 民主主義の仮面をかぶった権力ほど、恐ろしいものはない。  そんな悲壮感が頭をもたげるほどに、一時はモチベーションが落ちてしまった時もあった。

そんな時に、彼の死によって、アンパンマンマーチを聞く機会を得た。

心の奥底を揺さぶられた。 子どもの漫画の主題歌なのに、実は、その歌詞には深いメッセージがあったことに気づいた。やなせさんが、アンパンマンで描いていた世界の根源には、彼の深い思いがあった。そこに込められた深い意味を考えざるをえなかった。 

♫今を生きることで 熱いこころ燃える だから君はゆくんだ ほほえんで

   そうだ うれしいんだ 生きるよろこび たとえ 胸の傷がいたんでも

     忘れないで夢を こぼさないで涙 だから君はとぶんだ どこまでも

        時ははやくすぎる 光る星は消える だから君はいくんだ ほほえんで♫

 

どんなことがあっても、打ち壊せないくらいに巨大な壁があっても、自分なりにその壁を壊そうとし、乗り越えようとすることが大切だ。 どんな時代であっても、同じような事態は続いてきた、それが人類という生き物の宿命でもある。 大切なのは、「あきらめないことだ」 自分の世代で実現できなくても、次に繋げようとする姿勢と態度が 欲しい。

 
アンパンマンマーチ
やなせたかしさんが逝った・・・・。 合掌。天寿をまっとうされたお生き方だった。思い残すことも多いだろう。 でも、アンパンマンマーチは、私の世代でも子ども達が小さい時に聞いていて...
 

 

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