高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

年金受給申請

2020-01-18 12:06:04 | 日記

1月17日、年金保険料振込み記録が消えたりで、すったもんだした末に結局、年金事務所に相談にいったら、簡単に終了してしまいました。 続く人のために顛末記録。

満受給年齢65歳になる前に添付写真のような緑色の封筒に入った受給申請に関わる書類が年金事務所より届きます。 今回はこの封書がいつものことごとくどこにあるか不明となってすったもんだしました。インターネットで申請書はダウンロードができるのですが、送られてきた書類には保険支払い記録やら書き込まれているのですが、ダウンロード書類ではそれから書き込まねばなりませんが、なんだか複雑で、ましてや専門用語もたくさんなので、理解不能。

なので、最寄りの年金事務所の年金相談窓口に行った方がいいです。 ただし、この相談窓口は事前予約を受け付けているのですが、なんとこの予約が全国一元管理のコールセンターにつながるんですね。だから、なかなか繋がらない・・・。 年金事務所のHPに比較的つながり易い時間帯の情報がアップされています。 私は10回くらいは電話してやっと繋がりました。

予約していると、予約時間でほとんど待たずに相談窓口へ案内されます。

必要書類を一枚ずつめくりながら、書き込みが必要な欄と書き込み内容(けっこう、数字が多い)を丁寧に教えてくれますので、言われた通りにペンを動かしていればOKです。 20分ほどで済みます。

65歳の誕生日以降の戸籍謄本、マイナンバー記載の住民票、給付振込み予定の貯金通帳、身分を証明できる運転免許証と認印があれば、その場で申請はすぐに済みます。

私の連れ合いがもうすぐ満年齢なので、それと同時に申請書類を出したほうが手間が省けるということで、彼女の分の書類も書き込み終了。 あとは誕生日以降の戸籍謄本(ふたり分を一通で可とのこと)とって、郵送すればOKとのことでした。

自分で申請しようと申請書とにらめっこしながらあちらこちら調べながら書き込み努力するよりも、専門の相談員にお任せした方がよいです。

PS

自然学校の仕事のほうは、名目上の代表は続けますが、実質的経営(事業計画や予算編成)は後進に委譲します、ここ黒松内ぶなの森自然学校には居住しています。まあ、顧問のような立ち位置となります。

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雪合戦 真剣に遊ぶ

2020-01-16 17:24:31 | コラム風味

[発行日]=2000年12月13日 自然遊びのすすめ 再構成

 雪合戦 真剣と加減、学ぶ 高木晴光(自然遊びのすすめ)/北海道

*****

 「すいません。どおーか、もう一度お願いします!」。子どもたちが雪の上に正座をして大人たちに頭を下げた。山の中で子ども対大人の肉弾雪合戦。大人げないなんて言わせない。大人の実力を見せてやるのだ。作戦を立て、ダイナミックに格闘する。雪玉を作らせないように組み伏せてもかまわない。相手の陣地の旗を取れば勝ちだ。

 一回戦は、あっという間に大人チームの大勝利。戦いは、「もうやめよう」と子どもたちが言えば、それでおしまい。「大人の力を知ったか! あんまりいい気になるなよ!」。そんな真剣勝負の雪合戦を子どもの冬体験活動でやっている。ところが、子どもたちはめげない。「土下座して頼め!」と、とんでもない大人の要求にも答えたのだ…。しかたがない、願いを聞き入れ二回戦目。

 しかし…、初めてこの遊びに参加した大人が多いと、二回戦はやばい。妙な情けをかけて手を抜いてしまうんだな。それでも大人は勝つが、子どもたちは、「次は勝てる」と感じたのだろう、再戦のために、簡単に「も、一回お願いします!」すぐに土下座願い…。

 大人たちは体力を消耗しているのに申し出を受けてしまったので、三回戦は大苦戦で、なんと敗戦…。小憎らしいほどに悪態をついて勝利を喜ぶ子どもたちを見て、今度は大人が土下座する番だ。「もう一度やってください!」。それが後の祭り。勝ち方を知った子どもたちに、第四回戦も無残な惨敗・・・。何を要求されるか不安になる大人たち…。

 でも、肩で息をして雪の上に倒れている大人に、「いいよ、何もしなくて」と優しい言葉もあがる。よっぽど子どもの方が大人だ。遊びの加減を学んでいるのは子どもたちの方だった。

 (北海道自然体験学校NEOS 高木晴光)

 

 

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スキーの後悔

2020-01-14 12:12:07 | 日記

この年始はスキーをメインとした子どもキャンプでした。私のスキー(滑走面にウロコをつけた山スキータイプ)はここ何年も管理していないのでエッジが錆びていたのですが、メンテナンスしてスキーキャンプに参加しようと張り切っていたのですが、大晦日に転倒して顔面と頭を打つ怪我入院してしまい、それも叶いませんでした。

このキャンプにスキー指導者として参加してくれた久恒さん(ぼーぼー)は、キャンプ終了後も道内各地を旅してスキー三昧を送っているようでFacebookでその様子が連日アップされています。それを観てうらやましく思うアタシがいます。

私は千葉生まれで大学で北海道に来るまでは雪の上でスキーをしたことが一度もありませんでした。(昭和30年代の船橋ヘルスセンターにあった人工芝スキー場でスキーをしたことはありましたが)

 大学では入学したらワンゲルか山岳部に所属しようと考えていましたが、北大には山スキーという部があることを知り、悩んだ末に入部しました。そして最初のGWの新人歓迎合宿では、同部が管理している山小屋がある札幌郊外の無意根山で行われました。滑ることができない私のザックを背負った滑降は、当然に転んで転んで雪まみれになる散々なひとりプロレス状態となりました。 これは真剣にスキー練習するぞと自ら誓わせる結果だったのですが、運命は・・・、

GWがあけるとすぐに、実家からオフクロがくも膜下出血で倒れ昏睡・植物人間状態となったと連絡が入り、看病のため実家に戻り大学は休学することになってしまいました。 翌年、復学はしましたが、ワンシーズン、部活動をした同期達は、見事にたくましく成長していました。 いまさら1年目をやり直す気にもなれず、はたまた岩登りをしたいというモチベーションもあったので、退部し社会人の山岳団体に入会ました。

その山岳会でも山スキー登山はありましたが、スキーはむしろ登行手段であってスキー技術を特段に磨く山行はありませんでした。なので、私のスキー技術はまったくもっての我流であり下手くそのままなのです。制動の効く雪の山中ならまだしもなのですが、圧雪されたスキーゲレンデ(スピッチェ?)ではエッジをちゃんと使えないので、からっきしダメのままなのでした。

この歳になって・・・、スキーが楽しめるのと楽しめないのでは、北国暮らしは随分とちがうなあと感じるのであります・・。

ぼーぼー、年寄り対象の初心者レベルのスキー教室を開催してもらえないかなあ・・・。

 

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孫娘誕生

2020-01-13 15:32:01 | 日記

年末に三番目の孫、初孫娘が誕生しました。年末キャンプの最中でしたし小樽の病院だったので駆けつけられませんでした。その後退院したものの、今度は私が転倒怪我して年明け松がとれるまで入院してしまったので、会うことができませんでした。

1月11日、やっと次女夫婦が住む倶知安へでかけ初対面することができました。

新生児はちっちゃいなあ・・。この娘が80の婆さんになる時はなんと22世紀なのだなあ・・と、感慨ひとしお。 世界はどのように変わっているのだろうか、ただただ、その世の平和を祈るばかりだ・・・。

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5.0 ソサエティにおける自然融合体社会

2020-01-10 16:48:35 | 日記

人間社会はこれから Ver.5へ進むそうです。 Ver1は狩猟社会、Ver.2は農耕社会、Ver3.は産業革命が進んだ時代、そして Ver.4は現代の情報化社会・・、そして、次の人間社会は情報と物とが一体化してくる社会へと移行してゆく時代に突入してゆくらしい・・。

話しかければ、物が作動する(例えば、照明が点灯する)家、IoTというのかな・・・自動運転自動車はその典型。AIの発達により工場労働ばかりか、ホワイト労働、つまり事務作業も人間の労働ではなくなる・・・、ホワイト労働の最たる仕事、銀行員の大量リストラが世界的に始まっているらしい。融資業務だってAIにやらせた方が確実かもしれない・・、しかし、投資もAIばかりがするようになったら資本主義社会は正常に動くのだろうか・・。(すでに正常とは言えない Ver4社会の限界なんだろうが・・)

情報機器を作る、操るような質の高い作業ができない人は、正規分布から推測すると全体の8割がた存在するのだそうだ。 そういう人は、仕事がなくなり奴隷か別世界に送りこまれて違う世界で生きていかざるを得なくなるかもしれないという・・・、つまり、人の社会の2分化が起こり高効率猛烈なお金を介在する社会と自然融合体社会(のんびり社会)に分かれていかざるを得なくなるだろうという未来予測があります・・・。

そのような社会になると、いずれにしても人口(出生)は、ますます抑制され人口は減少の一途をたどり、超高速高効率高刺激などの高競争社会の中で活躍できる人しか生きていけなくなり、人は人工の人つまり人工頭脳ロボットの社会に進んでいくでしょう。

効率化、専有化する、便利にする、金を生み出すという人の欲望がある限り、この傾向が続くでしょう。(つまるところ人類消滅か・・・・・。)

しかし、人類が(ヒトが)ヒトらしく生きるということはどういうことなのだろう。 

 金銭的豊かさの欲望ではなくて、「希望を持てる社会」が生み出せないと今の社会は、人工頭脳ロボットなどに取って変わられてしまう・・。

 しかし、いつの時代においても、攻め勝つことに意欲・生きることを求める人類はいて、その地を護る・その地で暮らしを求める人類も存在してきたが、後者は負け続けてテリトリーを減らしてきたことも事実である。しかし、この二性質があることも人類がこれだけ地球上に広がって来た理由でもあるわけだ・・。

5.0ver,ソサイエティが来るのなら、二極化するのであれば、アタシはやはり、自然融合体社会で生きてゆきたい・・・し、そういう人類を育んでゆきたい・・

と、思う新年子ども自然体験キャンプが終了した夕暮れ・・・。

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厳寒の想い出

2020-01-10 13:15:53 | コラム風味

冬の思い出 厳寒感じず 高木晴光(自然遊びのすすめ) /北海道

*****

 あれは夢だったのだろうか? もう40年も前のことなのですが・・、生まれて初めて北国の冬を体験した札幌の学生下宿。「水道を落とす」という表現がわからなかった。ビッシと張りつめた冷たさが肌にピタッと張りつき止まっている、凍った空気の深夜の台所。

 「お前、夏じゃあないんだから、その辺の公園で寝たら死ぬぞ!」。先輩からの脅しが、頭の隅に残っていたんだろう。北国新人の私は、ほろ酔いを通り越していたが、ザヒャッア、ザヒャッア、ザヒャッアと細かく冷凍されたザラメ雪を蹴散(けち)らかしながら下宿に帰ってきた。

 そおっと忍び込むように玄関の引き戸を開け、台所へ…。飲み足らず・・、酒でもあるかなあと台所の収納戸棚の開き戸をあけると、一升ビンが並んでいた。そのひとつを持ち上げると、どうも中身は真っ黒の様子。振ってみると、タップンと動かない。固まりかけたプリンのようだった。匂(にお)いをかぐと、それは醤油(しょうゆ)だった。「うっおぉ! 凍りかけている!」。驚愕(きょうがく)した! 蛇口も凍っているのか、水がでない!(水抜きしていた)。

 あの夜は、あれからどうしたんだろう? 寒くなると必ず思い出す私の冬原体験。ともかくも、初めての冬は驚きの連続であった。

 北海道人が、「今日は暖かい。四度くらいかな」というのは、マイナス四度のことだった。雪は降るだけでなく舞い上がるのを見て感激した。氷の張った湖に、おそるおそる乗った。そして、釣り上げたワカサギがそのまま冷凍される様子に厳冬を感じた。

 マイナス20度を下回るとしゃぼん玉が凍って、雪面を転がって壊れた。あのビッシとした寒さは、札幌界隈では、もう感じられなくなった。私が北国に慣れたのか? いやいや、確実に地球はやはり暖かくなっている。 いったい今年の冬はこれからどんなだろう。

 

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少雪

2020-01-10 11:23:04 | 日記

ここまで雪がない年はなかったと、80を越える地域のお年寄りが懐古しました。

暖かい日もあるので、雪の表面は春先のようにカリカリで雪玉もつくれません・・。それでも、滞在中の子どもたちは午前中に最後の雪遊び。これからお昼ご飯を食べて解散です・・・。 

私は参加せずに・・

大晦日(元旦の早朝か?)に運び込まれた(覚えていない・・が)、黒松内診療所へ支払いへ。 請求を受けたので、やっぱり来ていたのだな。その後に転院搬送された室蘭の病院への「高額医療費限度額適用申請書」を作って郵送。なんでも、その承認が送り返されて来て、それを持って病院にゆけば、2,3万円はお安くなるらしい・・。

怪我をしなければ、旅行へ一回行けたのになあと、MRKさんの文句小言のシャワー。アンタの貯金から支出せよという罰が与えられております・・・。

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スキーキャンプ

2020-01-09 17:01:58 | プログラム 子ども

ねおす初期時代には、札幌で子どものスキー教室(コープさっぽろやゼビオスポーツと協同開催)や春のスキーキャンプをしましたが、20年ぶりのスキーをプログラムメインとしたキャンプを1月7日から10日まで実施しています。

夏期間にディレクター支援をしてくれている静岡の久恒氏(ぼーぼー)が、スキー指導者でもあるので、ぜひ、北海道でスキーキャンプを実施しようよと、声かけしていました。また、ぶな森スタッフのおがっちもスキーインストラクターの経験があるので、実現しました。 参加者は本州山口県から初心者のHIC君、1名を加えた9名ほどですが、わきあいあいと進めています。昨日は岩内スキー場でみなさんの技倆チェックでしたが、HICもめきめき上達し、リフトに乗っての下降を一日目にして完遂。

今日1月9日は、ニセコモイワスキー場へでかけました。お天気も上場で、たいぶ滑れたようで、さきほど、皆無事にくたびれ満足な様子で帰校しました。

        

今回は収支度外視のトライアルでしたが、ぼーぼー先生を本州から招へいしても成り立つようにマネージメントしたいものですね。

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地域餅つき交流会

2020-01-09 16:40:33 | 自然学校の日常

退院してくると、年明けのキャンプが始まっていました。みんなの前に顔出しするのが照れくさいやらでしたが、醜態をさらしにオープニングに参加しました。そして、1月8日は、毎年恒例の地域の方々(生涯学習館として作寿会、つまり地域の老人会との交流がメイン)と交流餅つき交流会でした。

みんなで子どもが考えたゲーム・クイズを楽しみ、お餅をついて、あんこ餅やらを丸めたり、雑煮をつくりをして和気あいあいと過ごしました。

          

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怪我の経過

2020-01-07 16:07:18 | 日記

Facebookでは転倒し入院の正月始めをレポートしましたが、続報なくご心配をかけておりました。 CT撮影をして頭の異常は幸いにしてありませんでしたが、右目下の骨を骨折していて顔面が腫れ上がっています。緊急手術の必要はなかったのですが、眼科の検診を受けたほうがいいということで、年明け診療が始まるまで安静入院。

MRI受診もしたのですが、骨折箇所は目の筋肉を巻き込んでしまうような位置ではないので、特に処置手術することなく自然治癒にまかせることになりました。 前の交通事故手術で麻酔のせいか、痛み止めの影響なのか、せん妄状態が酷かったので、手術回避でほっとしています。

でもって、1月7日に退院し自宅に戻ってきました。 なんという年の初めになったことか・・・。 

硬膜下出血があるとすると、年寄りは時間がたってから影響がでることもあるとかなので、1月下旬にも一度CT検査をする予定ですが、まっ、だいじょうぶでしょう。

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