高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

カキドウシ疑惑

2020-05-13 13:50:50 | 日記

5月12日

春になると、確実にテリトリーを広げているこの野草は何か? 

私はカキドオシだと歴代のスタッフには主張を繰り返していたのですが、みんなは、ヒメオドリコソウだと言うのですが、私は:納得していませんでした。

スマホで写真を撮れば、AIが駆使されて植物同定するアプリが登場しています。 図鑑では小さな写真一枚と、同定するための素人ではわからないような細かな解説で振り回されてしまうのですが、このアプリは顔認証システムといっしょなんでしょうね、いろいろな角度から撮影された写真をたくさんアップしてくれて、有無を言わせず、「これだ!」と特定してくれるのです。

その結果・・・は、ヒメオドリコソウでありました。

カキドオシは、私の既往症に薬効があるので、そうであらば、たくさん摘んで干して煎じて飲もうとのたくらみが瓦解。

残念・・・・。

家の前の小さな畑に毎年アスパラがひと株分だけ生えてきます。 私はホワイトアスパラが好きなので、芽が出始めの一本に筒を被せてみました・・、果たしてホワイトになるでしょうかあ・・・。 Mさんは被せたのが遅すぎると言っています。(2,3cm伸びたのにかぶせました・・・が) さあて、どうなるでしょうかあ。

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外堀を埋める

2020-05-11 10:45:03 | 主義・主張

私のFacebookで、「いいね」がつく投稿記事は、いちに食べ物話題です。政治・社会話題となると私の主張・感想はあまりみなさんの関心を引かないようで、とても少なくなります。 しかし、この問題は看過できない・・・。 ブログにも書き込もう。

日本は言わずと知れた民主主義社会であって三権分立を基盤としていますが、それが形骸化している。この度の検察庁人事に内閣が介入するような特定人物の定年延長・昇進を行なえる閣議決定⇒法改正は目にあまるもので、ツイッターでも抗議投稿が500万を超えたとの報道があります。

内閣府・つまり総理官邸が発信するホームページにこの三権と国民の関係が描かれたチャート図があるのですが、内閣は行政をもって国民にサービスし、国民は内閣へ世論をもって要望・監視するような双方向の矢印があるのが、学校でもならった関係性なのですが・・、

いつの間にやら、 その国民から内閣への矢印がなくなっていたのです!!! これは大問題ですよ!! 内閣は行政をもって国民をコントロールする。 つまり、国民あっての国家ではなくて、「国家あっての国民」の今の政治体質をもろに表しているチャートなります!!

まさしく安倍政権は、国家・内閣を強大化権力にしようとしている現れです!!! 我々は徐々に外堀を埋められています。 民主主義のお城が瓦解してしまいます!!!

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サクラ舞い散る

2020-05-10 09:38:06 | 日記

今日は小雨の一日だと、天気予報が言っている。校庭のソメイヨシノは満開だ。昨日の青空の下で花見宴会(そもそも人がいませんので、内輪だけの小人数で)をしておけば良かったなあ。チラホラと散り始めてしまった・・・。自粛ムード蔓延で、こんな「過疎地」でも心の影響を受けてしまっているなあ。 どなたかの投稿で、「花びらに赤みが増して散り始めている」とありましたが、樹種が違うのかなあ・・、60年観てきた桜では、そんなことを感じたこともなかったので、今年は良く観てみよう。 この雨が上がると、一気に舞い散ると思う・・。

さて、コロナ自粛でお客さんもまったく来ませんし、それを逆手にとって町内の要人方々とも御会いして、「コロナ後」についての意見交換を「自然学校の現況と今後」というような簡易なレポートを持って回っています。 自然学校はここ三年かけて、存続を含めた改革をしてゆくとの決議を昨年の総会で決議しているのですが、それなりに立てた計画初年度において、このコロナのために白紙というか、計画が破り捨てられたような目にあっています。

これじゃあ、三年どころか、今年、来年すら持続できないのではないかと危機感が私にはあるのですが、町はいったい私たちの存在に価値を持ってくれているのだろうかとの疑心暗鬼もあるわけです。私は今年度から事実上の顧問役に引き下がり、次世代の三人に運営を任せる心づもりと体制をとっているのですが・・・、皆、持ちこたえれるかとの心配をしているわけですが・・・、 当の本人たちは、日常業務や受け入れ仕事がなくなった日々をむしろこの状況を前向きに捉えているようで、改めて黒松内の暮らしやすさを楽しんですらいるようですが・・、

で・・、自然学校の運営窮状を訴えたりしているのですが・・、おおかたは「なにがいいたいの?」的な感想を受けてしまいます。 確かにこちらの都合・状況だけを述べているので、では、高木さんは何をしたいのしてゆきたいのが足りないことに気づかせられています。

私の人生・仕事は、「ブレない」は自分でも他からも評価受けていたと思っているのですが・・・、さてさて、なんだか今は、自分の足元がぐらついている感を持ってしまいました。(これ自体がブレている・・・)  うーん・・・、もいちど、踏ん張るか・・・・・・・。

と・・、終盤桜を見ていて・・、何やら思う小雨の朝であります。

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魂の民主主義

2020-05-08 05:52:34 | 日記

満月は素晴らしい輝きでした。地上のコロナウィルス騒ぎなど関係なく、静かに美しく地上を照らしていました。

ちなみに今月の満月は「うえくさ満月」と呼ばれるそうで、「過去を昇華する満月」といにしえには信じられていたそうです。 どおりで、ここのところ、昔読んだ本を読み返してみたり、死んだおふくろやおやじのことを思い出したり、ふと子どもの頃にあった出来事に思いを馳せたりしているのかもしれないな。

アフリカの民話だと思うのですが、「月と地球と海の話し」というのがあります。これは、どうして海が地球に現れたかという内容で、私のキャンプの持ちネタのストーリーテーリングで以前はよく披露していました。これも、大地(地球)と月とは宇宙の中にむかしむかしはふたつしかなかった・・、そこへ神様が不憫に思って「海」という友達を紹介招待してあげるよ・・という始まりで、最後には海ばかりではなくて、たくさんの星が散らばる宇宙もできたというなんとも壮大なお話なのです。 そんなこと思い出し、また語りたいなあと思いました。

そして、星川淳さん著の「魂の民主主義」です。お月さんのおかげで再読中です。

星川さんとはどうやってしりあったんだっけなあ・・・・。東アジア地球市民村活動かな・・。 私がNEOSを始めたころかな 1990年代はじめ・・、アースフラッグという机くらいの大きさに宇宙から撮影された地球を移した旗が、何かの(今でいう)ファンドレイジングであり、それを求めた時の主宰者が星川さんで、私は一方的には知っていたのですが、 氏は私よりちょっとお兄さんです、学園紛争真っ只なを過ごしたいわゆる団塊の世代です。 多くのにいちゃん達は安保闘争から大きな社会変革を求めてデモや「闘争、騒乱」とよばれる事件も起こしましたが(星川さんはその中にはいなかったとは思いますが・・)、その後の経済高度成長時代を牽引して、結局現代アメリカ風な日本を築き上げました。 その中にあって氏は一貫して平和を説き生きてきたお人で尊敬する兄貴分の一人です。

その星川さんの著書「魂の民主主義」です。もう本屋では買えない、ネットでは古書扱いでしょう。 直接お会いした時に関心を持った私に、手元に著者本分として蔵していたもの(最後の一冊だとおっしゃっていた記憶あり)をサイン入りで贈って頂きました。 それは、アメリカンネイティブのイロコイについての内容でした。

アメリカ合衆国憲法は自由平和社会を作り出す根源として発布されましたが、それには、かつて対立し殺し合いもしていた5つのアメリカンネイティブ(インディアン)の部族が、平和な世界を目指して設立したイロコイ連邦の掟が基になっているのです。イロコイ連邦は今もオンタリオ湖の南岸にあって、州ではなくとも、世界に通用する独自のパスポートも発給できる自地区を保持する誇り高き平和の民なのです。

私は現日本国憲法は保持すべきだという護憲派だと自認できます。 現憲法は敗戦後にアメリカから押し付けられた憲法であり、自主自律した新たな憲法へと改憲すべしという人々がいますが、それは違う!!

現憲法は、敵国同士で殺し合いをしていたアメリカを中心とする連合国と日本が、終戦を期して、真の平和を作ろうと考えた日本人とアメリカ建国の真の理想をもういちど掲げ直したいアメリカン有識者等が、叡知を振り絞って、このイロコイの平和の掟を練りこんだ、世界中で持つべき崇高な理想憲法なのだ。

高らかにうたい上げた憲法前文、戦争放棄、軍隊不保持を言葉どおり明確に宣言している第9条は 理想平和主義の壮大なる決意の証しなのだ。

これを消し去ってはいけない・・。

月に誓って、朝日に祈る!! 世界平和。

(PS 注釈) イロコイの掟と合衆国憲法の関係にはいろいろな研究があるようなので、上記は定説ではないことを加えておきます。 ちょっと検索するとたくさん出てきますので、興味関心をもたれた方は、調べてみてくださいね。

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明智光秀

2020-05-06 05:11:22 | 日記

今年の大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公は明智光秀で、そもそも戦国大河は好きなのでひさしぶりに毎週連続して観ています。 概ねは詳しくはなくとも自分が知っている戦国時代の史実に沿って描かれているようです。本屋さんで早乙女貢さんの小説「明智光秀」が目にとまり、大河ドラマの副読本のつもりで手に入れました。 登場人物名は史実上の人々で同じです。大河ドラマではこれからなのかもしれませんが、光秀は領地のある美濃において織田と今川が争った後には、諸国をあちらこちら歩き、浪人したり士官したりし、経験や築城技術やら文芸に至るまで見聞し技術も身に付けてゆきます。そして織田信長に重用されてからその能力を発揮してゆきますが、粗暴な面もある信長と学究肌を持つ光秀との確執が生まれ、延暦寺の焼き討ちが、ついに二人の関係に亀裂を入れ、戦乱のない天下統一に信長ありきで従っていた光秀は「天下人は信長であるべきではない」と信長討伐に立ち上がるわけですが・・、小説の方では本能寺の変後から大きくストーリーが私たちが知っている内容とはちょっと違ってきます。 本能寺の変後、光秀は秀吉と戦い破れ、落ち延びるときに京都郊外の山の中で落人狩りの農民に竹槍で殺されたことになっています。 しかし、彼の首確認はされていないのです(史実もそうらしい・・)。 小説はここから生き延びた光秀の話となります。 全てを書いての感想文は興ざめですからしませんが・・・、

その後、秀光は秀吉にっくしのこともあってか、紆余曲折しながらも、なんと家康の参謀格となり、大阪城陥落に大いに関係してくるのです。 さもありなんとも思わせるストーリー仕立てです。 ちなみに信長の遺体も本能寺の変後に発見できなかった(これも史実らしい)のですが、信長生存説は小説の中ではとりあげられたいません。

 

 

戦国史小説ですから、フィクション部分もありますが、、

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