晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

続 虫・獣 7/9

2010-07-10 | 日記・エッセイ・コラム

2010.7.9(金) 曇

 カフェじょんのびでは上林の情報は早いと思うが、オフトーク(有線放送)には加入していないので熊情報だけは遅れている。ほとぼりが冷めてから「あそこに出たんやで、ここに出たんやで」と情報が入ってくる。随分近くだったり、犬が一撃で殺されるとかなんとも物騒な話が出てくる。私が自転車日本一周で東北や北海道をまわった年、2006年はブナの実が不作の年で、全国的に熊出没の多い年であった。特に東北地方では連日出没が続き、例年の3倍の出没率だったそうだ。国道といっても誰も通らない道もあり、ブナの実だろうかとにかく実が一杯落ちていてタイヤがプチンプチンとはじいてゆく。こんな恐怖はそうないものだ。周りの森からいつ熊が飛び出してくるか解らない。時々森の中でガサガサと音がする、どきんとして目を凝らすと、きのこ採りの人だった。プロのきのこ採りらしくてあちこちで見かけたが、彼らもよーやるという気になる。
 さてじょんのび村の獣害はというと、アナグマである。鹿もイノシシもすぐそこまで来ているが幸い侵入してこない。じょんのおかげかと思うが、留守にしていたときのサルの被害は一度あった。じょんが吠えたとしても家の中では相手にされないようだ。
多分アナグマだと思うのだが、キュウリを根こそぎやられた。最初、何の防御もしていなくて1,2本やられ、慌てて1mのネットを張ったらその晩に根こそぎやられた。よくよく人をバカにした犯人だ。Img_0972 Img_0974 Img_0976




食い荒らされた胡瓜と丸坊主になった胡瓜畑、犯人の足跡が新しい畝にくっきり。

 というわけで今日は休日をネット張りに当てる。ヤーダさんに頂いた檜丸太の皮をむいて防腐剤を塗って、支柱にする。穴を掘って立てていくが、4本終了したら腕が上がらなくなった。それでも今日中に仕上げなければ、今夜やられたら意味をなさない。暗くなってようやく1,5mのネットを張り終える。
 今年の夏野菜は丹誠込めてつくっただけに、頭に来る。それにしても獣害さえなければしなくていい苦労を、、、と思うと情けないものがある。素人の家庭菜園でこれだから、本業の農家はもっと頭来るだろうなあ。

【作業日誌 7/9】
ネット張りImg_0984

新ネット完成



今日のじょん:アナグマだかアライグマだかこれだけ夜襲かけられてるというのにじょんは熟睡している。蛾や虫が網戸に付いたり、部屋に入ってきたら異常に吠えるくせに本当の侵入者には反応がない。草を食わないメーといい、つらいものがある。Img_4777

そんなの関係ねー。

コメント
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