2010.7.26(月) 快晴
梅雨明け十日というが、今日が十日目らしい。とにかく真夏日が続き、諺どおりのカンカン照りである。雨読がだらだらと続いたのでじょんのび情報がたまっている、このあたりで一気に御紹介しよう。
(1)カンカン照り続く
一昨年を思い出す夏である。でもこれが本当の夏なのだろう。頭を切り換えて、暑さを楽しんでやれという気持にならなければやってらんねえ。野菜、芝、花木に水遣りをすることが楽しみとならなければ本物でない。ということで野菜や花木には朝夕の水遣りを行っている。例えば胡瓜が真っ直ぐになってきた。これは水が原因なのか解らないのだが、少なくともやらないときはブーメラン胡瓜となっていた。
問題は芝である、山の水を引いている現状ではその水圧は低く、泥混じりの水となっている。従って四六時中水はあるのだが芝生に有効に散水することが出来ない。散水ホースが最も有効なんだが、穴がすぐに詰まってしまう、ホースから直接散水するのが効率は良さそうだが、水量が少ないので全部に行き渡るには2時間は必要となる。というわけでその中間のスプリンクラーを作動させている。水量が少ないので、なんとも情けない散水だが、24時間放っておけるのでまあいいかというところだ。
(2)夏野菜万歳
胡瓜はスイッチョンの鳴き声になるくらい食べている。最初の頃はもぎたての味がたまらなかったが、朝な夕なに三食とも食べていたら、さすがに青臭さが鼻につく感じとなってきた。ナスは日照りの加減か妙に硬くなってきた。頑張って水遣りをしてるのと追肥もしてみよう。新しく出来てきたのが、トマト、オクラ、そしてN尾さんにいただいた一本の苗を大切に育てたヒスイナスである。気合いを入れて作った野菜は確かに美味い。しかもドアを開ければそこにあるというのはなんとも嬉しいことである。
ナスの葉にいた巨大青虫、アゲハの幼虫らしい。
(3)アライグマその後
環境省に内緒でネズミ取りを仕掛けた途端、来なくなった。一向に捕れないので餌のせいかなあと思って尋ねてみると、かっぱえびせん、魚肉ソーセージ、竹輪、ケンタッキーフライドチキンなどが候補に挙がっていた。ケンタッキーなど綾部には店舗が無く、福知山まで行かなければならないそうで却下、ソーセージや竹輪を試しているがこの暑さで、一晩に腐るので堪らない。来なくなればそれでいいかなと思っていたら、茂った葉の蔭にナスの食いカスを発見、茫然と立ちつくす。それにしても沢山成っている中でたった一つのナスをきれいにへたまでくり抜いて食べている様子はなんとも行儀の良い獣だと変に感心する。バカ猿などちっとは見習えよと思うと共にこのくらいなら勘弁してやろうかと気にもなる。しかしかみさんが買ってきたラスカルのマグネット板には少しむかっと来る。
(4)生姜夏対策
生姜というのは茗荷同様日陰の陰気くさいところを好むようだ。昨夏は日照も少なく、低温だったので何の世話もなく育てたが、収穫は最低だった。一昨年は日覆いもし、水遣りも欠かさず世話をし豊作だったので、今年もしっかり世話をしよう。とにかくじょんのびファームは南、東向きで一日中日当たりが良く、生姜にとっては決して良い環境ではないようだ。畝には敷き藁をし、よしずを掛けて、朝夕の散水をしている。それでもこの暑さには参っているようで、生育はよろしくない。
(5)スズメの恩返し
昨年玄関先で弱っていたスズメに水と餌をやって返してやった。恩返しを期待し、出来たら大きな葛籠をもらおうと待っていたら、つがいのスズメがやってきて屋根や玄関のところでちゅんちゅん鳴いている。やっと恩返しに来たかと辺りを見回すが何もない、くそーだましやがったなと思っていたら、超ヒマな店がやたら混んできた。それより葛籠持って来いよとよくばりじーさんは思うのだった。
恩知らずめ。
今日のじょん:久しぶりにメーが来た。メーパパがじょんを見て、「じょんはおっさんがくつろいでいるみたいやなあ」と言っていた。随分失礼な話だが、うまいこといいよるなあと納得する。じょんはとってもかわいいのだが、時々おっさん顔になることがある。
おっさんじょーん。