晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

ご存じ じょんのびハイキング ’13.夏

2013-07-06 | 山・峠

2013.7.6(土)曇り、にわか雨

 ドッグランどが完成するまで山登りも自転車も御法度としていたら、桜井さんが業を煮やしてハイキングプランを持ってこられた。こうなると行かざるを得ないのだが、その頃にはドッグランどの目処も付いてるか。
てなわけで、じょんのびハイキングとして案内いたします。

行き先:シデ山・大栗峠

登山日:2013.7.26(金)
     雨天の場合は7.28日(日)

ルート:登山口(かみおりと)~みとの広場~シデ山~大栗峠~弓削道~弓削

集合:鳥垣小野田橋 9:00
    ※登り口下り口が違いますので、メンバー決まり次第調整します。

持ち物:弁当、飲み物(沢山)、雨具

服装:長袖、長ズボン、帽子、登山靴トレッキングシューズ

※傷害保険等は加入していません、事故等はすべて自己責任となります。

詳細のパンフをじょんのびに用意しています。申し込みお問い合わせは

0773-21-4632 カフェじょんのび まで。
P1010930P1010941




昨年6月のみとからの展望、今年はもっといい景色になってるぞ。大栗峠のお地蔵様も待ってるぞ。


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上林の盃状穴(32) 番外編 7/5

2013-07-06 | 歴史・民俗

2013.7.5(金)   京都帝釈天(16)八木町鳥羽の八幡神社

 考察の続き
 石段の盃状穴と手水鉢の盃状穴の大きさや形状の違いは確かにあるようだが、その理由はわからない。そこで少し考えてみた。
(1)石材の質の違い
 手水鉢は真ん中をくりぬいて水溜にするわけだから、柔らかい石質なのではないだろうか。逆に石段は人の通行に耐えなければならないので比較的硬い材質の石だと考えると、盃状穴の大きさや深さに必然的に差が出ると思われる。


(2)石段は歩行の障害にならないような大きさに穿つという暗黙のルールがあったのではないか。
 盃状穴の穿孔が社会的に認知された行為であったとしても、歩行する石段に大きく深い穴をあけることは危険である。これを規制する暗黙のルールがあっても不思議ではない。ただ、石段の盃状穴の位置は歩行の安全性などを考慮しているとは思えない。小さな穴なら問題ないとされていたのだろうか。

(3)二義的盃状穴の目的は、神仏に対する祈願だろうと考えてきた。
石に穴を穿つ行為は実は大変なことで、労力も時間もかかるものである。従ってかなり強い祈願ではないかと考えられる。単なるおまじない程度で穿たれるものではないのだ。
 盃状穴がおおっぴらな場所で行われていることから、呪詛、呪いの意味は無いだろうと考えていたが、この手水鉢のすさまじい盃状穴を見ていると呪いの意味があるのかもしれないと思ってしまう。ただこれは想像というか感覚的なもので、科学的合理的な根拠があるものではない。
P1040755P1040763



同じ境内の盃状穴といってもこの違いは何だろう。おなじシチュエイションで穿たれたとは思えない。

(4)手水鉢に盃状穴を穿つことは、雨乞い、水乞いの意味があったのではないだろうか。
 今回のもそうだが、各地の手水鉢の盃状穴を資料で見ると、石段などに穿たれたものに比して異様に大きく、深く、手水鉢の縁を余すところなく穿っている。想像するに、多くの人数、それも男手で一気に穿ったのではないだろうか。手水鉢が水を溜めるものであり、竜頭などは水を供給するものであるから、ここに盃状穴を穿つ行為は干ばつ時の雨乞い、水乞いの神事として行われたのではないだろうか。
P1040554



普段はこのように豊かな水に満たされている手水鉢も干ばつ時には干上がっているだろう。その縁に祈りを込めて盃状穴を穿つ行為はあり得ることではないだろうか。(京都帝釈天の手水鉢)

さすればそれは個人的な祈願ではなくて、村中の行事となるから多くの村人が一気に穿ったことが窺える。そして干ばつのたびに穿つのでやがて穴は大きくなり、手水鉢の縁が破損するまでになってきたのではないだろうか。しかしそこまで公の行事となったら何らかの文献に残っていても良さそうである。

 なぜこの地を通ったかと言えば、船井の語源かとも言われる船居があったのなら、桂川と園部川が合した少し下流が最適の地だと思い、もちろん川の様子は変わっているだろうが見てみたいという欲求があったからである。吉富小学校の裏手になる堤防に上がると、両河川合流地点からゆったりとした川の流れが見渡せる。古代からの船の停泊地として絶好のところではないか。
P1040752P1040773

 


吉富小学校裏の鳥羽の河川と鳥羽宿入り口の看板。


 そんなことを考えながら北上すると、鳥羽宿の案内板があった。少なくとも江戸時代には丹波船運の中継地点であり、山陰道の宿でもあったわけだ。

【今日のじょん】所用があってサーキさん宅にお邪魔する。風邪だの腰痛だのって家中弱ってらっしゃるのにワンニャンだけは元気良さそうだ。ハナコは元気よく飛びつくもんだから、帰ってからじょんが嗅いで大変だこと。P1040804

ハナちゃんは元気いっぱい

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