2013.10.3(木) 日置のこと(34)は2013.9.30
日置氏が太陽観測をしただろうと思われる場所を探すのに活躍したのが、アクリル板に東西南北、斜めに30度の線を入れたユニオンジャックのような、自称「日の出日の入り方位板」だ。これは「大和の原像」の記事を参考に工夫してこしらえたもので、パソコンの地図画面や地形図上に置いて、観測点から春秋分、夏至、冬至の日の出日の入りの位置を探し出すものである。
逆にライン上に目標地点を置いて観測地点を割り出す事も可能だ。すこぶる単純なものだが、果たしてこれが理屈に合ったものなのか不安であった。なにしろ以前には「太陽軌跡板」と称しており、このラインが太陽の軌跡だと思っていたのだ。
わたしは地学は大の得意だったが、どういうわけか天文分野だけは苦手であった。宇宙などの授業の時、自分自身が生きていることがとてもちっぽけに思えて妙な気分にかられたことを憶えている。
とまれ太陽の軌跡については誤った認識をしていた。それがわかったのは今年の秋分、9月23日のことである。この日は太陽は真東から昇って真西に沈む、とまあこれは一応合っている。ところが真昼には太陽は頭上を通ると思っていたのだ。影が無くなる瞬間を写真に収めようとカメラを用意して待っていたのだ。影はだんだん短くはなるが無くなることはない。影が真北に向いたときもしっかり残っている。
9月30日06:59、地平線からかなり登っているため、東より南に寄っている。
9月23日12:13、影はほぼ真北を指しているが、影が無くなるということはない。赤道上でなら太陽は頭上に来るはずだ。
9月24日16:15、沈む太陽は真西より少し南。これは地平線ではなく、標高があるためだ。3枚の写真は位置は同一。
この時初めて南中高度なんて言葉を思い出した。「太陽軌跡板」が太陽の軌跡を表すものと思っていたのが大間違いで、日の出日の入りの方位を表すものということがわかった。
本当にそうなんだろうか、なんで30度なのかなどと不可解なことがあるのだけれど、どうも参考になる書籍も見つからないし、インターネットの情報でもこれといったものがない。そんなとき思い出したのが綾部市の天文館パオである。天体観測用の機器もそろっており、太陽観測のコーナーもあるようだ。学芸員さんもいるだろうし、何かとわからないことも聞けるだろう。これを利用しない手はない、10月1日、休みを利用して綾部に住まいして5年、初めてパオを訪れる。つづく
【作業日誌 10/3】
ドッグランど入口部分芝張り
【今日のじょん】夕べは二度の吠えで超寝不足、朝起きてみると雨が降っている。雨の日の前の晩は必ず動物がやってくる。勘定はあっているが辛いのよね。
久々のレインコート。