晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

日置のこと(36) 天文館パオ-2 10/4

2013-10-04 | 上林地名考

2013.10.4(金)晴れ

 里町の山を上がってゆくと、清山荘、中丹文化会館、郷土資料館、天文館パオと綾部市の文化が凝縮されたような一画がある。そろそろ文化に親しむ生活をしなければ思いつつ、なかなかこれないところである。
 パオはウイークディとあって空いている、展示を見ている時間は無いので、係の方に訪問理由を告げて案内をしてもらう。
 まず「日の出日の入方位板」が正しく太陽の位置を示しているのか訪ねる。即答は無かったが、特別に日時、場所による太陽の位置を示すプログラムを見せてもらった。今年の夏至(6月21日)や秋分(9月23日)の日の出日の入を見ることが出来る。秋分の日の出は東、夏至の日の出は東から30度北となり、秋分の日の入は西、夏至の日の入は西から北に30度付近となっている。
「なんで30度なんですか?」「ちょっと宿題にさせてください」というやりとりだったが、天球儀を見て何となくその理由がわかった。
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天球儀を見て30°の意味がわかった。太陽の観測はフィルターを透して投影板を使うそうだ。あっという間に太陽の影は移動し、地球の自転が実感できる。

 春分秋分ではどの地点でも太陽は東から出て西に沈むが、赤道上では夏至、冬至の日の出日の入は南北に23°27′傾く。これは地軸が傾いているためで、黄道と赤道の傾きと同じである。これが赤道より北の地域である日本などで測ると、地球は球体なので、例えば夏至の場合だと時間的には赤道の場合より早く日の出がある。つまり太陽の位置は赤道の場合より北に傾く、それが大体30°なのだ。赤道での日の出時刻の日本での太陽の位置は北に23°27′傾いているのではないだろうか。
 これがわたしの考えた30°の結論である。天文に詳しい方があれば指摘していただきたい。
 そして太陽の軌跡も日本の場合はいつも南に寄っていることも理解できた。パオの庭に日時計がある。太陽が最も頭上に近くなる夏至の12時の場合でも、影は短いながらも北を指すのだ。
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時刻は16:10、日時計も使えるものだ。
文字盤と月々の立ち位置を見ると太陽が頭上に来ない事が理解できる。


 そしてそのことは、水平線の無い丹波で観測をする場合、必ず誤差が出ることとなる。例えば春分の日の出は標高のある山から出る場合厳密に言うと真東から少し南にずれることとなる。このことは古代の太陽観測を考えるとき、観測点の設定に大きな影響を与えると考えられる。
 暦にも興味があることを知らせると、簡単なビデオを見せていただいた。暦を作るとなると太陽のみでなく、月や星座のことも知らなければならないので、パオとのおつきあいは続くことになるだろう。この項終わり

【作業日誌 10/4】
大根間引き
ドッグランど芝張り

【今日のじょん】肛門腺搾りと爪切りのためキャドックにゆく。喜び勇んでいったのだが、いつもの先生が不在のためか爪切りが不調。やたら嫌がって切ることかなわず、肛門腺も溜まっておらず、なんとも締まりの無い事だった。
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 綾部に帰って竹松うどんさんにゆく。ちさとちゃんにご挨拶、お互いにびびっているようで面白い。
 銀行、買い物いつものようにして、例の土砂崩れを見たいというので連れて行く。
  結構連れ回したせいかお疲れモードになっていた。

コメント
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