2014.2.21(金)雪、曇り
日本1周自転車旅行に行った2006年は恐ろしく暑い夏だった。大きなボトル2本に水を満タンにし、水浸しのタオルをヘルメットの下に入れて走っても、2時間もすればタオルはカラカラ、水は空っぽという状況だった。ところが自販機で水を買った憶えもないし、民家で水道水を分けてもらった憶えも無い。日本というのは如何に水が豊富なのかと思い知らされたのだが、峠や道々に適度に湧き水が用意されているのだ。冷たくて美味い水がふんだんに出ている、大腸菌がどうのって事は解らないが、腹痛など起こすこともなかった。
峠々にある水場は何にもまして有り難い。
ところが上林に住むようになって周辺を走り回っても、いわゆる水場というのは見かけない。よく自販機で買っていることに気づく。
旅行中困ったのは食糧である。以前自転車で各地を駆け回っていた頃は、どんな田舎に行っても小さな食堂とか駄菓子屋さんとかがあったのだけど、今やすべてが無くなってしまって、危うく行き倒れになりそうな日もあった。行動食をしっかり準備して走るようにしたが、やはり汁物や米の飯を食べたい気持ちは常にあった。
もう一つは宿である。これはお金さえあればどこにでもあるものなのだが、スケジュールの無い旅では宿探しが大変である。長旅ではお金もかけられないから余計である。テントを持っていたのだが、いわゆるキャンプ場というのはへんぴなところであったり、高地であったり自転車で行くにはとても辛いものがある。例えばガリバー旅行村は旅行中最大の坂があったし、御岳のキャンプ場へはとても登っていくことが出来ず、結局野宿することになった。
ガリバー旅行村はえらい山奥だった。
こんな時に最も理想的なのは、民家の庭などでテントを張らせていただくことなのだが、これって結構勇気が要って一度も実現しなかった。つづく
【作業日誌 2/21】
サイクルスポットサービス看板作製、ニス塗装
小林さんが看板に使ってと持ってきてくれたホイル。
【今日のじょん】じょんのび新年会にこれなかった人で、やり直しの猪鍋大会が行われた。匂いはブンブンするのにかまってもらえないので辛い一日だったみたい。
思いがけない積雪に匂いクンクン、鹿の襲来かゆきちゃんの残り香か、、?
実はここにはビール冷やしてあるのだ。