晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

中古刈払い機 6/30

2009-07-01 | 日記・エッセイ・コラム

2009.6.30(火)曇、雨

 とっくに入梅しているのだが中休みばっかしで、やっと本当の梅雨らしい天気となってきた。それでも昼間は上がって、朝夕に降っている。おかげでいろんな作業ができてありがたい。とにかく気になっているのは椿の植え付け、草刈り、トマトの雨除け、夏野菜の支柱立て、ラッキョウの収穫、赤紫蘇青紫蘇の植え替え、芝刈り、綾部側予告看板の草刈り、木陰の駐車場造り、じょんのびファームの柵作り、生姜の畝造り、梅干しの準備である。ほとんどが生き物に関係しており予断を許さない。ところが出来たのは夏野菜の支柱立てまでで定休日はあっというまに終わってしまった。何事にも焦らないことにしているが、植え付けや収穫などは日程が決まっているのでどうしようもない。特に野菜類は早くても困ることは少ないが、遅れるとどうしようも無くなってしまう。昨秋の人参、蕪の播種がそうであった。
 それにしても雑草の元気なことはこの上ない、ついこないだ刈ったと思うのにもうジャングルになっている。開墾するのは大変だが、自然に戻るのは簡単だ。ネバーランドも放っておけばすぐにジャングルとなるぞ。
 忙しい中にも嬉しいことが一つあった。草刈りの途中に後十さんが来じょん、仕事の途中ということだ。実は彼はエンジン掛けの名人でどんなにかからないエンジンでも掛けてしまうという変な名人である。困っているのは一昨年リサイクルの岡村さんから刈った刈払い機で当初1,2回草刈りのまねごとをしたと思ったら、エンジンがかからなくなり岡村さんに見てもらおうと持っていく直前に後十さんに見せたらエンジンがかかったのである。奇跡だなあと持ち帰って刈り始めると今度は回転が上がらない。福知山の農機具屋で見て貰うと「もう部品が無いから新品を買いなさい」というつれない返事だ。後で聞くとその店、誰にでもそういうそうだ。この辺でこの刈払い機には見切りを付け、ホームセンターで安ーい新品を買う。これが大活躍でやっぱり機械ものは新品がいい、ところが使わなくなった刈払い機ほど邪魔になるものはない、その上一台の刈払い機ではコードとチップソーの付け替えが面倒で堪らない。そこで今度は舞鶴の農機具やさんに橋立さんが顔が利くというので持ち帰って貰う。だめなら捨てようと思っていたら、なにやら部品を交換して帰ってきた。修理代は3,500円、ところがエンジンがかからないのだ。本来なら「そんな金払えるか」って唸るところだが、仲介して頼んだものだからそうも行かない。結局その器械は高い授業料を払って「エンジンものは中古品は駄目」という教訓が身に付いたと諦めていた。
 そこへ後十さんが来て、またしてもエンジン掛けてしまったので、もうこれは奇跡みたいだ。その後草刈りをするとすこぶる快調、刃は古くて切れ味は悪いがコードで使うとしたら充分である。この厄介者だった刈払い機が投下したお金計8,000円に見合う仕事をしてくれればいい。なにか心につかえていたようなものが無くなってほっとした。ただし後十さんのエンジン掛けの欠点は、本人が居なくなるとまた調子悪くなることだ。
Img_6217
問題の刈払い機。


【作業日誌 6/30】
椿の植え付け、草刈り、トマトの雨除け、夏野菜の支柱立て

今日のじょん:じょん君虫や鳥、カエルやカニなどには滅法強いが、それ以上大きいものにはどうなんだろう。イノシシ、サル、ヘビなどには一応遭遇しているのだが、その都度気付かないふりをしている。やたら遠くの犬や鳥、天井を這う虫などには超敏感なのだが、、、、。念道橋の向こうの農道に大きなシマヘビがドテンと横たわっている。どこで気付くかどんどん近づいていくが一向に気付かない。気味悪いほど近づいても知らん顔している。石を拾って投げつけて逃げ出したら、やっと気付いて追いかけていた。犬の感覚ってどうなってるんだろう。

コメント (1)
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