hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

カイダン考

2013-12-20 06:45:34 | 日記

カイダンは怖い。と言っても別に四谷怪談の話を季節外れのこの時期に話そうとしている訳ではない。この間の月曜日に通常通り出勤していた。いつも渋谷で乗り換え、半蔵門線の渋谷駅に向かっていた午前7時5分くらいのことである。

通う人はご存知かもしれないが、地上から半蔵門線の渋谷駅に向かう階段は1段がやや高い上に階段の幅も奥行きもやや狭く、ラッシュ時に追い越しをしようとしても難しい。ただ、その日はたまたま少しすいていて小生の前には年齢は60過ぎの銀髪の男性がポケットに手を入れて階段を特に急ぐでもなく降りていた。

しかし、その次の瞬間、足元を踏み外し、前向きに倒れ、ガタガタと階段落ちしていった。運がよいのか、悪いのか、誰も前におらず、1番下まで落ちてしまった。小生も思わず駆け寄り、『大丈夫ですか?』と聞いたが、眼鏡は割れて、鼻血は出ていた。ただ、意識はしっかりしており、すぐに立ち上がることができたので打撲はあったかもしれないが、命に関わるほどのことはなかったと思うが。ただし、手をポケットに入れてなければこれほど転げることもなかったであろう。

すぐ先に警備員がいたので声を掛けて、小生は電車に乗って会社に向かったが、少し前に見た光景が繰り返しおもいだされ、その後は下り階段が怖くなった。今は忘年会本番だが、あれで酒が入っていたらなどと考えると恐ろしい。特に雨や雪で滑りやすい時もあり、是非お互い気をつけていきたいところと思い書いて見た。
(因みに、写真は別の日に撮影)