hokutoのきまぐれ散歩

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地下鉄相互乗入れ

2013-12-25 06:45:01 | 日記

鉄道シリーズ その29。今年の鉄道を振り返ると個人的には東横線の渋谷駅の地下化と小田急線の下北沢駅の地下化が大きなニュースであった。

特に前者は地下鉄副都心線を介して西武、東武、東急が相互乗り入れをし、横浜中華街駅から飯能行きが出発するなど想像もしていなかった。正確には横浜高速鉄道部分もあるため、全部で5つの会社線が乗り入れている。

これだけ多くの線が関わった相互乗り入れは他にないだろうと考えたら、遥かに前から都営浅草線は京急、京成、芝山鉄道、北総鉄道と5つの会社線が乗り入れているのである。どおりで人形町駅で都営浅草線を待っていると色々な電車に遭遇できる。もちろん、何れもどれかの線に遅れが出ると相互乗り入れは中止するのだが、それにしてもここまでの列車運行プログラムを作り、運用できるのは日本ならではであろう。



では東京の地下鉄はどのように他社線と相互乗り入れしているのかを改めて調べてみた。すると東西線~JR総武線・東葉高速鉄道、日比谷線~東武伊勢崎線、千代田線~小田急線・JR常磐線、半蔵門線~東急田園都市線・東武伊勢崎線、南北線~東急目黒線・埼玉高速鉄道、都営三田線~東急目黒線、都営新宿線~京王線。よく考えると環状の都営大江戸線と作られた時期がかなり古い銀座線・丸ノ内線以外は全て相互乗り入れしているのが分かる。

しかし、ここまでの便利さは東京だけで、例えば大阪は御堂筋線~北大阪急行、中央線~近鉄けいはんな線、堺筋線~阪急千里線くらいしかない。


東京は激しい交通渋滞はあるが、地下鉄を知っていれば中央部だけでなく、かなりの周辺部に行けるという効能があることを思い知った次第である。