hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

歳の市(人形町)

2013-12-27 06:42:33 | 日記

人形町の暮れの風物詩である歳の市が昨日より始まった。提灯が水天宮交差点から人形町交差点までの人形町通りで葦簀張りの店が5~10m毎に設えられて、クリスマス終了を待っていたかのように一斉に店開き。面白いことに人形町交差点に向かって左側にはしめ縄やお飾り、鏡餅などを売る店が集中、法被を粋に着こなした若い衆が品物を並べたり、タバコを吹かしたりしている。

どの店もあまり品揃えは変わらないが、価格が一切表示されていないのも特徴。これだけ同じ物を売る店があっても共存できるのは歴史の技か。合計で35軒ほどあるらしい。



道の反対側は七味唐辛子やベビーカステラ、綿菓子、干し柿など縁日の夜店のような店が多い。これも棲み分けかもしれない。

正月準備といえば、初詣に毎年かなりの参拝客のある日本橋七福神の一つである茶の木神社も綺麗に掃き清められている。小網神社に至っては社屋も立て替え、すっかり綺麗にになった。名物のすすきミミズクは元旦の0時から販売が始まるが、早く行かないとなくなるらしい。


街もすっかり正月モードで門松が飾られた料亭や年末の仕出しをする張り紙の出た割烹など。考えてみれば元日まであと4日しかないのだ。それにしても、伝統の町の年末風景はなかなか絵になるものである。