hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

千両、万両

2013-12-07 00:04:10 | 日記

そろそろ、クリスマスのポインセチアやシクラメン、お正月の梅や松などを用意する季節となってきた。
我が家では庭に数年前から千両を植えて赤い実がなるのを楽しみにしているが、昨年は赤い実がなる頃に網で覆ったにもかかわらず、大量の野鳥が来て、ほぼ1日で全て食べ尽くされ、止む無く鉢植えを買う羽目になった。

そこで今年は実が青いうちに網をかけようと相談していた週にまた鳥たちがやって来て、青い実を全て食べ尽くして行った。幸い、万両の鉢植えは難を逃れたが、野鳥が集まり始めたので、今は止む無く網を被せている。駅に向かう途中にある家は全く網も被せてないのにもかかわらず、赤い実がたわわになっているのに。ヒヨドリやカラスは可愛くないが、メジロのつがいやシジュウカラは見た目も可愛いのでしょうがないが。

ところで、園芸店に千両を見に行ってびっくりしたのが、千両、万両以外に一両、十両、百両が存在していたこと。鳥に実を食べられた話をすると、千両はセンリョウ科で先端に実がなるが、万両・百両・十両は何れもサクラソウ科で、百両は別名カラタチバナ、十両は別名ヤブコウジという名があり、茎の下の方に実がつく。そのため、千両の実は野鳥に最も食べられやすいというのが、園芸店の人の話。

また、一両とはアカネ科の植物で、葉の上に鋭いトゲがあり、アリドオシの別名がある。お正月には万両と千両そしてアリドオシを飾り、『千両、万両、お金がアリドオシ(有り通し)』とするのが、本当に縁起が良いことらしい。是非、次のシーズンにはやってみたい、もちろん野鳥に実を食べられなかった場合だが。(なお、写真は順に千両、万両、一両、十両、百両である。)