hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

中目黒付近の坂道①

2020-04-06 05:00:00 | 坂道


『東京の坂、日本の坂』その123。今回は中目黒駅付近の坂道を歩いてみたい。中目黒駅近くのレストランはおしゃれで近年ますます人気があるが、橋や坂道も多い地区である。


中目黒駅を降りて山手通りを左に曲がり、最初の『小川坂』を探す。2つ目の信号を左に曲がり、細い道を歩くと徐々に上り坂となっていく。思っていたより長い坂でだんだん勾配も急になっていく。




そして頂上付近に烏森小学校があるが、標識はその前にある。それによると『この付近は小川と呼ばれ、坂下に広がる田を小川田んぼと呼んだ。これは旧家小川家が由来。この道は鎌倉に続く道として開かれたものである』とある。




烏森小学校の横に階段があるが、『烏森コミニュティ道路』て名付けられている。隣にある新しいマンションを作った際に提供されたものだが、立派な階段坂である。


この坂道を下り、突き当たりを左に歩いて行くと目黒とは思えない庶民的な街が広がる。製あん所や工房などが立ち並び、左に曲がると小さな神社・烏森稲荷神社がある。小規模ながらちゃんと本殿、隣にはお稲荷さんが祀られていた。


元の道に戻り、次の角を右折すると蛇崩川緑道、これを越してまっすぐ行くと坂道となるが、これが『稲荷坂』。先程お参りした稲荷ではなく、刺抜稲荷大明神があるためこの名前となったのである。この稲荷は実は近くにあるらしいのだが、発見できなかった。




稲荷坂を降りて、緑道手前の目黒商店街を右に曲がる。この辺りは道がクネクネしていてわかりにくい。東横線のガードを潜り、すぐを左折、商店街は続く。




目黒区総合庁舎を目指して先を右折、すると街中にケーキ店を発見、しかし、営業はしていない。かわりに店の前にシフォンケーキやクッキー、ラスクなどの自販機がある。よく見るとシフォンケーキは1000円、他は500円、こういうところが目黒区はお洒落である。