hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

高輪ゲートウェイ駅を歩く

2020-04-08 05:00:00 | 鉄道


『鉄道シリーズ』その247。西日暮里駅が山手線の28番目としてできたのが1971年4月、当時12歳だったがよく覚えている。ここから49年ぶりに新駅『高輪ゲートウェイ駅』が3月14日に供用を開始した。しかし、コロナ騒動もあり、ようやく新駅訪問が叶った。



品川駅を出た山手線はすぐに高輪ゲートウェイ駅のホームに到着、何しろ1kmないのである。駅間0.9kmは井の頭線でいうと下北沢駅から東松原駅、三鷹台駅から井の頭公園駅、ということはホームの端から次の駅が見える程度である。



駅に降りて上をみると鯨の骨格標本のような鉄骨屋根でしかも30mの吹き抜けとなっている。駅名表示は黒々としたゴシック体。次の電車の時刻などを示す表示も明るくたいへんみやすい。ホームは底になっていて前後にエスカレーターが完備。まだ、実際の利用客より見物客の方が遥かに多い。



エスカレーターを降りると目の前にJRが鳴り物いりで作った無人コンビニ『TOUCH TO GO』には列ができていた。まあ、珍しいだけで待つほどでもないので通り過ぎて窓側に行く。



すると外には車両基地を挟み、新幹線の線路があり、ひっきりなしに列車が通過している。その先、ホームから見て2階の中央部には液晶画面を使った大きなモニター、日本の各地の風景を映し出し、さらにオブジェがある。



そこに案内係のロボット、電話の受話器を取れば話せるらしいのだが、こちらも新型コロナで使用中止。最も品川よりはまだ未完成のまま、何ができるのか興味津々。



また、田町よりのコンコースまで出て、改札口を通り、外に出る。まず、驚いたのは新型自動改札機。スイカをタッチするところが上ではなく横に付いている。



改札口を出て振り返ると駅名表示があるが、こちらは何故か明朝体。不揃いな感じ。外にはその先のエレベーターで降りて、前から後ろの通路を大回りしないと国道には出ることができない。つまり、暫定開業なのである。



ただ、改札口を出て駅舎を見るとなるほどスマートで隈研吾の設計だけのことはある。ホームが底にあり、2階がコンコースなのは田端駅なども同じだが、新しいものはやはりいい。次は新駅舎に移行した原宿駅を訪れてみたい。

最後に自動券売機ながら入場券は求めました。