街中の喫茶店でキャンプ気分を味わえるなどといっても信じられないかもしれないが、それが茅場町にある。茅場町駅から新川方向に歩いていたら店の入口にハンモックを発見、一方で店内ではランチをやっている看板もあった。店の名前は『RIWILD OUTDOOR TOKYO』、入口には注意書があり、完全キャッシュレスとある。
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中に入り、店の人にお茶だけでも可能かと聞くとセルフサービスだけど、問題ないと言われる。アイスティー(290円)をPayPayを使いカウンターで購入、席に着く。
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4人がけはコールマンのキャンプ用の椅子。私が座った2人掛けはさらに低く、テーブルが地上50cm、F1の運転席のように低い。私のような者には低すぎて最初は大変である。
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暗めの店内には鳥の声のBGM、天井には造花の葉っぱ、白樺の柱もある。店の中には火どこがあり、マシュマロを串に刺して焼いている人たちもいる。
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また、入口近くの6人組はワインを抜き、ホットワインを飲んだり、コッヘルで何かを焼いて料理している。らさらにコーヒーミルで豆を砕き、コーヒーを愉しんでいる。
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私のようなネクタイをした奴の方がよほど場違いである。店の人に聞くと外のハンモックも席の一部で利用はもちろん可能。
夜はライトがつき、楽しそうだが今はコロナの関係で昼のみの営業。テーブルにあるバーコードでメニューを取り込み注文もでき、コロナ時代にも対応できている。というのも店は今年6月オープン、キャンプ用品を扱う会社が運営しているとのことであった。
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私はキャンプの趣味はないが、好きな人はランチをしながら気分を盛り上げられそうである。
RIWILD OUTDOOR TOKYO
中央区日本橋茅場町2ー1ー13
05033733824