hokutoのきまぐれ散歩

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1966Domani〜下北沢グルメ

2020-12-07 05:00:00 | グルメ

下北沢に『1966Domani』という地中海料理の店がある。Domaniとはイタリア語で『明日』という意味。私はこの店のことを2014年にブログに書いたが、当時は淡島交番の近くにある古い味のある店であった。80年代に六本木にあったころから通い始め、吉祥寺の店には家族で通ったが、バブル崩壊時にチェーンは倒産してしまう。私が東京に戻ってきた2002年に淡島の『海路ドマーニ』を探し上げて足繁く通った。しかし、この店も閉店、渋谷の線路脇にやや小さめの1966Domaniをオープン。さらにこの場所が再開発に遭い、今の店となったという紆余曲折の多い店である。

井の頭線下北沢駅西口からは降りて5分もかからない好立地、しかもGoToイートのポイントが使えるとあって土曜日の夕食に予約した。若い人向けの造りだが、この日のお客さんはシニア層が多い、私もその仲間だが。




メニューはスケッチブックに手書きの絵が素晴らしい。ただ、注文は決まっていてまずはタラモサラダを注文、色々な店にこのメニューはあるが、ここほど舌触りのいいタラモサラダはない。




フランスパンをちぎり、サラダを載せ、さらに玉ねぎの薄切りを足して口へ放り込む。至福の時である。ビールはイタリアのモレッティ、軽さが信条である。



安めの白ワインを注文、次は甘エビのフリット、頭付きの大きめの甘エビをカリッと揚げてあり、頭から食べるが、味噌の味が香り、ワインに良く合う。相方は頭が苦手のため、頭は5匹分いただくが、ついてきたタルタルソースをつけると味が変わり、これもうまい。

次は定番、セウタ。新宿のル・クープシューや吉祥寺のピッコロモンドにも同じ和製地中海料理はあるが、ここのが1番コクがある。というのは別メニューのアサリの酒蒸しの出汁を長年煮込んでいるセウタのソースに継ぎ足しているからだろう。辛味もしっかりしていてワインのアテに最高である。

締めはウニのクリームソース、これも定番。量的にも丁度良く、お店のパスタは茹で加減が最高。ねっとりしたソースがパスタによく絡み、最後まで飽きずに頂ける。

残念ながら、これだけ食べれば老夫婦は2人とも満腹、ご馳走さまでした。ワインをボトルでいただいてもトータル5000円、GoToに感謝である。



1966Domani
世田谷区北沢2ー26ー14
05050680393