『関東の城址めぐり』その4。鉢形城の続き。鉢形城歴史館に戻り、館内を巡る。鉢形城は日本百名城の一つ、元々築城したのは関東管領山内上杉氏家臣である長尾景春と言われ、これを文明8年に後北条氏北条氏直の四男である北条氏邦である。後北条氏にとっては上野国支配や信濃・甲斐などからの侵攻を抑える役目を果たした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/57/085047e17e61291f3e5b494d78155f15.jpg?1617805575)
歴史館の一階にはそうした歴史上の出来事と鉢形城の位置、周りにあった他の城の話などをパネルにして展示してある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/2e/0db10a406f103eb2373f34aff78ee99b.jpg?1617805602)
また、鉢形城のジオラマもあり、スクリーンでは鉢形城の歴史、バーチャルで作った鉢形城の中を探検できるビデオも備えられている。先程歩いた場所の位置付けなどがよくわかる。戦国時代のしかも平城のため、実感するのが難しいが荒川側の崖を上手く使い、大手門側には幾重もの畝や土塁を作って城を守っていた状態が理解できた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/4b/d1f9744bb5d17cc07413d1bf3638c49e.jpg?1617805623)
さらに別館にはこの地区の埋蔵物を展示するコーナーもあり、呼んだタクシーが来るまで丁寧に見て回った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/29/4f9af347b7854d954591127e889fbadc.jpg?1617805649)