hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

秩父散歩①〜まずは秩父神社

2021-04-23 05:00:00 | 日記
『秩父散歩』その1。パレオエクスプレスを秩父駅で下車、蕎麦を食べた後、ほぼ向かい側にある秩父神社にお参りに行く。

秩父神社の由緒は崇神天皇(3世紀後半)の時代、初代知知夫国造である知知夫彦命が祖神の八意思兼命(やごころもいかねのみこと)を祀ったことにはじまるとされている。毎年12月に行われる秩父夜祭はユネスコ無形文化遺産に登録されており、また、高山祭、祇園祭とともに日本三大曳山祭とされている。

境内に入るとすぐのところに神馬舎、社務所と続くが、その隣の桜はほぼ満開となっていて美しい。

大きな鳥居を潜ると先の方に本堂が見える。本堂は徳川家康の造営であり、多くの彫刻が為されている。特に正面左側の『子宝 子育ての虎』は物語風にまとめられ、他にも三猿やつなぎの龍など見事な仕上げとなっている。



お参りの後、境内を歩くと秩父宮勢津子妃殿下のお手植えの銀杏の木がある。不思議な木で女性の乳房のように幹から下がっている。この中身は澱粉だが、珍しい。



秩父宮擁仁親王は大正天皇の次男として出生、1つ上の昭和天皇と異なり、活発な方で陸軍士官学校、陸軍大学を卒業している。1922年に宮家『秩父宮』を創出、その由来は秩父嶺は帝都と同じ武蔵国の名山で親王の邸宅が都の西北に位置していたことから名付けられた。また、1953年に亡くなると知知夫彦宮などの御祭神とともに合祀されている。



斎館の前には東照宮、天満宮、禍津日社の祠もあり、こうした時期にも関わらずお参りの人がひっきりなしに訪れていた。(以下、次回)