hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

秩父鉄道に乗って② 寄居〜秩父

2021-04-21 05:00:00 | 鉄道

『鉄道シリーズ』その300。鉢形城歴史館からタクシーで寄居駅に到着したのが10時40分。実は駅に到着した際に窓口で10時59分発のパレオエクスプレスの指定席券を購入していたのである。



少し早めだが、ホームに降りてC58363の到着を待つ。春休み中ということもあり、親子連れが多く待合室で待機中。私は蒸機に一番近い1号車の券を買い、待っていた。ホームは静か、というのも東武東上線はともかく、八高線などは列車が全く来ないのでいたって静寂が保たれていた。



すると遠くから蒸気機関車の汽笛が聞こえる。到着は10時50分、それから2回汽笛が聞こえ、独特の蒸気の音が聞こえて列車は到着した。



私は客車では一番先頭にいたのだが、その前に写真を撮ろうといつのまにか沢山の人が集まっている。私ももちろん写メは撮ったが。

車内に入ると私の席は隣に中年女性が1人、出発する際にSL独特の走り出しの振動が懐かしい。席はところどころ空いていて進行方向左手に座る。停車駅は長瀞、皆野、秩父、お花畑、三峰口のみだが、スピードは遅く、車窓から写真が十分撮れる。野上駅の駅名表示板はしっかり撮影。



窓から見ていると線路と並行して走る道路から3輪スクーターの後部座席に乗ってSLの姿を撮り続ける猛者もいる。



長瀞駅に到着、5分以上停まるのでSLを見に行くが予め待ち構えていた見物客が多く、うまく撮ることはできなかった。長瀞駅はクラシックな駅舎が残っていてこちらの方はしっかり撮影できた。すると反対側のホームに各駅停車の影森行が到着、こちらが先に出発する。つまり、各駅停車に追い越される訳である。



上長瀞駅を通過すると沿線の名物となっている荒川にかかる鉄橋を通過する。川ではラフティングをしているグループもあり、春の到来を感じる。

皆野駅では僅かな停車で走り出し、秩父駅に12時00分に到着、約1時間のSLの旅を満喫。ただ、大井川鐵道などと違い、秩父鉄道にはトンネルがないため、慌てて窓を閉めることはなかった。