hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

スンガリー新宿東口本店(再訪)〜新宿グルメ

2022-06-06 05:00:00 | グルメ
ロシアのウクライナ侵攻、ウクライナ・ロシア双方の言い分はあるようだが、いずれにしろ武力を以って侵略することに幸せは望めないのは間違いない。その為に不幸になっているのはウクライナだけではなく、ロシアの国民も同じだろう。

そんな毎日だが、久しぶりに『スンガリー』のピロシキが懐かしくなってお邪魔した。スンガリーは新宿東口に本店を構えるロシア・ウクライナ・ジョージア料理店。加藤登紀子さんのご両親が経営されていることは有名である。



いつも混み合っているスンガリーもやはり普段よりは空いている気がする。暑い日だったのでいつものロシアのビールと思ったが、やはり入荷なしとのこと。ハートランドで乾杯、ビールは美味い。

まずは『マリノーブヤ・ケタ』をいただくのが定番。ニシンの酢漬けサラダも旨いがやはり特製スモークサーモンをパンケーキにオニオン、トマトなどの野菜とともに挟む。サワークリームとディルの味付けが特徴的、とても美味しい。これを家で作ろうと思ってもできないわけではないが、やはり本物とは全く違う。

ここでジョージアワインをいただく。対して高いものではないが、味がしっかり、コクもあり大好きな赤ワインである。

(右側が焼き、左側が揚げ)

パンがわりのピロシキ、私は揚げたもの、相方は焼いたもの、いずれも美味いが、焼いた物は本店のみの提供。

壺入りマッシュルームのクリームシチューは『クリヴィ・ヴ・スミターニュ』。小さな壺に小麦粉の皮を乗せて蒸し焼きにした物。小さいが本当にコッテリしていて2人で1つを分けて頂くくらいで丁度良い。

メインは『ゴルヴィツィ(ウクライナ風ロールキャベツ)』と『ビーフストロガノフ』をシェアして頂く。ゴルヴィツィはトマトとクリームソースでやや酸味のあるまろやかな味。肉たっぷりのロールキャベツ、とにかくソースが美味い。

ビーフストロガノフは定番だが、ここで頂くのはブラウンソース、しっかりとした味付けだが、サワークリームが入っているせいか、しつこく感じない。添えてあるバターライスをソースと共に食べるのがいい。ビーフストロガノフは16世紀にロシア・ウラル地方の貴族ストロガノフが起源、一方ロールキャベツはウクライナ風、2国は切っては切れない縁があるはずなのにと食べながら考える。 



(チョコレート風味)

お楽しみは最後のウォッカ、ここでは色々な味付けをされたものが楽しめる。相方はチョコレート、私はバニラ風味、いずれも飲み口は美味かったがやはり胃袋にどしんと来た。

(バニラ風味)

とにかく美味いこのお店、雰囲気もよく、今後も厳しい環境ながら頑張ってもらいたいものである。ご馳走さまでした。



スンガリー新宿東口本店
新宿区歌舞伎町2ー45ー6
05058726300