hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

深大寺から神代植物園へ〜2年ぶりの散策

2022-06-19 05:00:00 | 日記
大師茶屋で腹ごしらえを終え、深大寺にお参りに行く。途中、水車小屋がゴトゴトといいながら回っている。動力が川や家畜くらいしかなかった時代には水車を使い粉を引いていた。



ただ、ここにある水車は明治時代から使われていた水車が壊れたのち、市が再建した物である。逆川の水流を使い、昔ながらの風景を楽しむことができる。

バス停を左に行くと『鬼太郎茶屋』、地元在住だった水木しげる氏のキャラクターである鬼太郎やねずみ男などのグッズを買うことができる。



参道には左右に蕎麦屋が並び、その先に深大寺山門。あまり気にして見ている人はいないが、山門の横には不動の滝がある。

境内は相変わらず人は多く、中に入ると本堂にお参りをする人の列ができていた。

次いで元三大師を祀る元三大師堂に向かう。元三大師は平安時代の比叡山の高僧で正月3日に入滅されたので『元三』と呼ばれている。また、鬼の姿となり、疫病神を退散させた角大師像はお札にして貼ると家内安全と言われ、我が家にも貼ってある。

このお堂には秘仏である元三大師像が祀られていて、かつて中開帳の際にお姿を見たことが一度だけある。



(レプリカ)

最後に2017年に国宝に指定された白鳳仏にお参りをする。釈迦如来像は白鳳時代(7世紀後半〜8世紀初め)に作られた金銅仏で椅子に腰をかけたような体勢。法隆寺の夢違観音像、新薬師寺の香薬師像とともに三大白鳳仏と言われている(香薬師像は盗難中)。来年には新たな白鳳院という展示施設も開館予定である。



深大寺の境内を歩いたのちに坂を登り、神代植物園に行く。バラが開花中ということもあり、バラ園に向かう。そろそろ季節も終わりかけてはいるが、黄色・ピンク色・赤色・紫色など多種多様な花が咲き誇っていた。



ただ、6月はGWの頃と違い、咲いている花が少なく、咲き終わりに近いサツキとアジサイを除くとほとんどない。



展示してある紫陽花を楽しんだのちに園内を見て回ると唯一タイサンボクの大きな白い花を見ることができたくらいであった。



とはいえ2年間来れなかった深大寺や植物園などを時間をかけて見て回るれる幸せを感じながら、いかに普通が大切かを知ることができたような気がした。