hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

神宮外苑の史跡を巡る①

2022-06-09 05:00:00 | 日記
外苑、正しくは明治神宮外苑は原宿駅前にある明治神宮(内苑)に対して作られた施設。明治天皇・昭憲皇后の遺徳を後世に伝えるべく1926年に民間有志により青山練兵場跡に造成された。



本来の趣旨を弁えた施設に加えてその後スポーツが盛んになったことを踏まえ野球場(明治神宮球場)、ラグビー場などを備えた洋風庭園なのである。

外苑の入口は東京メトロ外苑前駅から青山通りを少し歩いたところにあり、絵画館に向かって右手に大きな石碑がある。『明治神宮外苑之記』とあり、明治神宮奉賛会が造成したなどと外苑の由来が書かれている。



その並びにある『銀杏並木』の説明板には『この銀杏の木は折下吉延博士により新宿御苑の銀杏を育てたもの』『銀杏の本数は146本、うち雌木が104本、雄木が32本』などと書かれていた。

絵画館に向かって歩くが、日差しを銀杏が遮ってくれて急に爽やかになった気がする。

歩道の最後近くに右に曲がって行く道を発見、案内板には『御観兵榎』とある。御観兵榎は明治天皇が観兵式に出席する際に恒にこの榎の前にご座所が設けられたためにつけられた名前である。石碑もあるが、その揮毫をしたのは海軍大将、伯爵東郷平八郎であった。



木の中に続く道を歩くと外苑外周道路に出る。左に曲がり、少し歩くと正面に絵画館が見えてくる。

ただ、間には軟式野球場があり、直接行くことは出来なかった。(以下、次回)