hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

東京BRTに乗って東京ビッグサイトに行く

2023-10-16 05:00:00 | バス
『バスシリーズ』㉙、東京BRTに初めて乗ったのは2021年5月、当時はまだ環状2号線が開通しておらず、一般道を走り、晴海BRTまでを結んだ単なるパス路線にすぎなかった。しかし、2022年12月の環状2号線の開通に伴い、虎ノ門築地トンネルも開通、大幅な時間短縮ができた。そして2023年4月にはようやく晴海の先の部分、つまり豊洲市場→有明テニスの森→国際展示場駅→東京テレポート(休日のみ)への延伸が完了した。



新橋駅の乗り場はJR新橋駅から国道15号線を渡り、ゆりかもめの駅の先の地上部にある。わかりにくく、案内板も少ないため待っている人もあまり多くない。(日本テレビの本社ビル前と言った方がわかりやすいかもしれない。)



ここから晴海方面と国際展示場方面、さらにかちどきBRT行きの3系統のバスが出ている。国際展示場行は凡そ20分に1本出ていて今回乗ったのは12時48分発である。小雨が降ってはいるが、屋根も完備。ここから乗車したのは10人。京成パスが委託を受けて運行していて代金は1回220円(小児は110円)である。



定刻にバスは出発、国道15号線を左、さらに次を左に曲がるとゆりかもめの汐留駅前に出る。これを直進すると地下に潜って行く。これにより昭和通りなどの混雑とは関係なくスイスイと走る。



さらに運河を越え、左側にかちどきBRTが現れる。乗車1名、下車2名である。少し時間調整をしたのち、真っ直ぐに走る。運河は幾つもあるが、登るたびに風景が開けて気持ちがいい。



有明客船ターミナル近くを通過、右手に現れた大きなビルが豊洲市場である。平日の昼過ぎということもあり、交通量も少なく、バスは順調に走る。豊洲市場のバス停では1名下車、2名乗車する。



再び運河を越えると『次は有明テニスの森』とアナウンス、右手にゆりかもめの同名の駅も現れる。



次の橋を越え、幾つかの大きな空き地を越えると右手にりんかい線の国際展示場駅の姿が見えてくる。ゆりかもめを利用して東京ビッグサイト駅に行くよりも早い気がする。



国際展示場駅にバスが到着したのは13時5分、所要時間は17分である。バス停は国際展示場駅の向かいあたりで東京ビッグサイトに近い方にある。



新橋駅からゆりかもめで東京ビッグサイト駅まで行くと22分、つまり単に乗っている時間のみ測ると東京BRTの方が早く着くのである。それもそのはず、ゆりかもめは大回りして行くため新橋〜東京ビッグサイトは11.3kmあるのに対し、東京BRTは新橋〜国際展示場は5.35kmしかないからである。
もちろん、運行頻度や駅から目的地への距離など単純に比較はできないが、アクセスの選択肢の一つとして考えるのもありではないか。

ちなみに国際展示場→新橋も乗ってみたが、このバスは途中で乗車する人は多い。特に市場前からは10人以上が乗車、ついに席に座れず立つ人もいた。また、最後のところは汐留駅で外堀通りを右に曲がり、さらに左に曲がることでUターンが必要とならないため、時間の節約ができて帰りは定時の15分で新橋まで戻ることができた。


話によるとコミケのような人が溢れる日には人気のある交通手段のようである。