いよいよ週末には日本シリーズが始まる。CSファイナルは多少の不安もあったが、やはりセリーグもパリーグもレギュラーシーズンの優勝チームは強かった。今回は日本シリーズに向かう両チームの投手力、打撃力の戦力比較をしてみたい。
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CSファイナルだが、阪神は初戦から村上、伊藤将、大竹の10勝投手トリオが予想通り先発。村上は珍しくコントロールに苦しみ、伊藤将も苦しみながらの投球、大竹も5回で100球とレギュラーシーズン通りには行かなかった。
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しかし、とにかく我慢我慢を続けといるうちに、肝心なところで点が入り、セットアップ・クローザーの活躍もあり、3連勝で優勝を決めることができた。(2戦目はサヨナラ勝ち)
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一方でオリックスも1戦目は山本の思わぬ大量失点があり、ようやく疲れたロッテの中継ぎを打って逆転勝ち。2戦目はオリックスが終盤までリードしていたが、クローザーの平野を休ませたのが裏目で山岡が打たれ、ロッテの逆転勝ち。
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しかし、3戦目はロッテは先発不在でブルペンデーのなったのに対し、オリックスは先発東が素晴らしく、5人の投手で完封。
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4戦目もオリックスが怪我から復帰したばかりの種市の立ち上がりを捉え2点取り、ロッテの打線を2本のソロHRのみに抑え、3勝1敗で勝利した。
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そして日本シリーズだが、1、2戦は大阪ドーム、3〜5戦は甲子園、6、7戦は大阪ドームとなる。やはりフランチャイズでやる場合に指名代打のない阪神が誰をここに持ってきて、何番を打たせるのかが大きなポイント。参考となるのが交流戦だが、オリックスと対戦した時は甲子園だったので指名代打はなかった。
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阪神がパリーグと指名代打があった試合を9回戦たのだが、2勝7敗と大きく負け越している。指名代打の打順は6番と7番が4回ずつ(後1回は3番)、その際に使われたのは前川が5試合、糸原が2試合、残りはミエセス、渡辺諒だった。トータル打率が.250だが、勝率を見ると決してうまく行っているとは言えない。
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今の調子から考えると左ならば糸原、島田、小幡、右ならば原口、小野寺(ミエセス)あたりが順当だが、ここにキーマンを使うと本来の『代打』がいなくなるのが痛いところ。打順は7番が9番あたりが適切だろう。いずれにせよ、第二戦目を取ったチームが俄然有利になると言われている日本シリーズは気をつけて行きたいところある。(以下、次回)