hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

船橋屋で甘味を頂きました

2021-11-28 05:00:00 | グルメ
亀戸餃子を頂き、亀戸香取神社にお参りする。つい先日来た時より黄葉が進み、美しい眺めである。

ここまで来たならと亀戸天神社にも足を運ぶ。菊まつりが開催中、さらに七五三の親子もたくさん参拝に来ていた。

鳥居をくぐったところで左に少し歩くと船橋屋本店、久寿餅の老舗がある。実はくず餅には2種類あり、①草の根から採れる『葛粉』を材料にするもの、②小麦粉を使い、乳酸発酵させて白い固形を作るものがある。いずれもきな粉と黒蜜を掛けて食べるのだが、こちらのお店は後者。葛粉は一才使わないため『久寿餅』という表現を使っている。

店は広い間口で左側の列ではテイクアウト、右側の列は店内飲食の列となっているが、まだ2時半であったため、すぐに席を探すことができた。連れ合いがくず餅、私は白玉しるこを食べることにした。

席についてお茶を飲みながら待つが3時が近づき、徐々に来店客が増えていく。7、8分経った頃に注文の品が到着。

白玉しるこには白玉が6つ、あずきもたっぷり入っていてしっかり熱い。下手な箸で豆を食べるが予想通りお椀を持つ手も口の中もかなり熱い。しかしまったりとした甘さ、白玉もつるんとして美味い。舌を火傷しないように慎重に食べる。添えてある紫蘇の実が味が変わり有難いことこの上ない。



くず餅も少しご相伴に預かるが、作り立ては全く違う。いつも家に持ち帰って冷蔵庫に入れてしまうから固くてボソボソとなるのだろう。出来立てのくず餅はもっちり感があり、きな粉、黒蜜と相まって全く別物のように美味い。しっかりお茶を2杯おかわりをもらい完食するが、お腹はずっしり。昼食の餃子を少ない目にしておいてよかった。それにしてもなぜくず餅には箸ではなく、スプーンなのだろうか。

私は普段はあまり甘い物は積極的に食べないが、老舗の味、名物に美味い物ありであった。
船橋屋本店
江東区亀戸6ー26ー3
0336812784


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