『東京の町をぷらっと』その4。人形町2丁目の続き。甘酒横丁には甘味ばかりでなく、老舗居酒屋もたくさん。
横丁沿いにある『山葵』『笹新』『久助』、少し入った所にある『岩手屋』『鳥波多゛』などは有名。さらに稲荷寿司が有名な『志乃多寿司』『関山』の本店もある。
歩いているうちに浜町川緑道に出る。元はここには浜町堀とか浜町川と言われた水路があったが、小川橋(金座通り、久松警察の横)から下流は1972年に埋め立てられ、今の緑地帯となっている。この緑地の中には『弁慶像』が見えを切っている銅像が設置されている。
ここで水天宮方向に歩くと浜町中の橋に出る。今ではトルナーレ浜町などオフィスビルが立ち並んでいる。
私は反対に歩き、大門通りを右に曲がる。すぐのところにあるビルの1階に松嶋神社。11月の酉の市には熊手を頂くことができる。
再び人形町駅方向に歩くと再びレトロな建物が現れる。民家の1階でやっている八百屋さん。写メでは分からないが仕入れに使う軽トラをそのまま中に入れ、野菜を並べている。おでんの専門店、こちらはコロナ前から持ち帰り専門店である。
さらに木造の建物、銅板葺きの建物など。極め付けは加島酒店と㐂寿司。加島酒店のキンシ正宗の看板が曲がっているのはご愛嬌である。
小さな路地もたくさんあり、住んでいる人もまだまだいて生活臭も残っている人形町2丁目はぷらっと歩いても毎回発見のある界隈である。