子供の頃、『土用の丑』に鰻を食べようという話を聞いて、今日は月曜日なのにと子供ごころなりに疑問を持った。その後『土用』と『土曜』が違うことには気がついたが、詳しく調べたことはあまりなかった。
土用とは五行という中国由来の考え方で、季節の変わり目を表す四立(立春、立夏、立秋、立冬)前の18日間を言う。因みに最終日は節分である。この間の丑の日を土用の丑といい、年によっては一の丑と二の丑のあることも。
そんな中、近くの食品スーパーOにいくと、棚は鰻だらけ。鰻は一串800円から高い物で2300円、150円の肝串も山と積まれている。その中、目を引いたはのは生きた鰻。台湾産で一匹1800円、御希望の方は係員までとなっていた。バットの中の鰻は二匹、興味深く見る人はいても買う人はいなかった。
一方、野菜売り場にはもう松茸、まだ立秋でもないのに。