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『鉄道シリーズ』その246。八高線丹荘駅を出ると次は児玉駅に到着。駅舎も新しくなり、このあたりではかなり中心的ない役割を果たしているようだ。ここで下り列車と交換、約8分停車する。八高線は高崎〜八王子全てが単線のため、電化・非電化に関わらず交換がある。
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ようやく発車して松久・用土駅という無人駅に小まめに止まっていく。左から秩父鉄道のレールが見えてくるともう寄居駅は近い。
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昼飯時でもあり、寄居駅で下車。かつて東武東上線で来たことがあるが、実に面白い駅である。駅ができたのは1901年、秩父鉄道の駅として開業、次に1925年に東武東上線の終点駅となり、1933年に八高線の駅もできた。
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実はこの3つの路線が仲良く並んでホームを置き、1・2番線は東武東上線、3・4番線は秩父鉄道、5・6番線は八高線となっている。
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パスモが使えない秩父鉄道以外はパスモの機械にタッチして通過するシステムで乗車券の券売機も3つ仲良く並び、改札口は一つである。因みに乗降客は東武東上線が3886人、秩父鉄道が1380人、JR東日本は402人と圧倒的に東武東上線が多い。
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ただ、駅の運営・管理は1番早くできた秩父鉄道なのである。
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食事から戻り、時刻表を見るとやはり1時間に2本ある東武東上線が1番早いため、ここからは東上線で小川町駅を目指す。
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かつては池袋までの直通もあり、フライング東上という直通特急も1967年まであったが、今は寄居〜小川町の普通のみの運行である。
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玉淀、鉢形、男衾、東武竹沢と止まる。先ほどまで乗っていた八高線に比べて駅間が短い気がする。小川町駅に到着すると反対ホームから池袋行快速に5分で接続のはずが、出発の気配なし。車内放送を聴くと武蔵嵐山付近でビニールが架線に絡みつき、この復旧に30分以上かかるとのこと。
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八高線の時刻表を見ると5分後に高麗川行が来るようで慌てて乗り換える。実は八高線は鉢形城の南側を通り、東武東上線は北側を通るため経路は全く違うが、寄居を出たあと、再び小川町駅を通過していくのである。八高線のホームには交換のために止まっているキハ110が止まっていた。