忙中閑あり。世界がひっくり返るほど驚くことを『驚天動地』というが、これが続いて起きると色々なことが気になり始めてしまう。最近私の周りで起きた驚いた話を3つ記して見ることとする。あまりくだらないのでそれこそ驚かないでいただきたい。
1つ目、先週の土曜日夕方、のんびりと寛いでいる時に起きたことである。暗くなってしまったきたので部屋のシーリングライトを点灯した。普通ならば白っぽく光、部屋が一気に明るくなるのになんとなく暖色系の光を放つような気がした。そこでリモコンを使い色の切り替えをしようとしたが、リモコンが効かない。スイッチを入れ直しても改善しないどころか、3回目にスイッチを入れ直すと急にライトがディスコのように点滅を始める。止まる様子もないのでまたスイッチを入れ直すと今度は豆球のみが点灯、またスイッチを入れても豆球しか付かない。すると今度は豆球が点滅を始めた。やむなくスイッチを切り、シーリングライトを消す。取り外そうとそばによると焦げ臭い。
さらに説明書を改めて見ると『保証期間は3年』とある。ネットで調べたらLEDシーリングライトの寿命は8〜10年、そうか寿命があるのだ。
因みにこのライトを買ったのは2013年7月、丁度8年前である。やむなく新しいのを求めたが、壊れないと思ったものが壊れるのと驚く。
2つ目、これは勘違いの話である。社内の人と話をしていた際に運転免許証の書き換えの話になった。引っ越したので通知が来なかったため、危うく失効する寸前まで行ったというのがその内容。併せて古い免許証は期限が和暦表示のため、ピンとこないこと原因と言われて自分のことがハッと気になった。
(今の免許証)
私は7月生まれのため、免許証の期限は8月である。実は昭和から平成になる際に免許証の書き換えを忘れて慌てて検査場で学科を受けた痛い経験があるのだ。改めて免許証を見ると『平成35年』がその期限なのである。
ここで平成35年が西暦では何年とすぐ出てこないため、嫌な予感がした。しかしすぐに調べて2023年、まだ、来年だったが、冷や汗を掻いたのはいうまでもない。
3つ目、これは3ヶ月ほど前のこと。日本橋の裏道を歩いていた時に急に土踏まず(足の裏の中央部分)に鋭い痛みを感じ、崩れるようにしゃがみ込んだ。しかし、痛みは収まらない。痛い部分を見てみると何と半分に折れた爪楊枝が靴に刺さり、その先が足の裏に刺さったのである。
慌てて靴を脱ぎ、爪楊枝を抜いたのだが、驚いたことに靴には釘を打った様に爪楊枝が刺さっていてようやくこれを引き抜いた。
靴下を脱いで刺さったところを確認すると血は出ていないが、黒い点の様になっている。夕方にたまたま主治医の診察に行った際にこの話をすると『足に釘や画鋲を刺した話は聞いたことがあるが。折れた爪楊枝が刺さるとは。』と言って消毒と化膿止めの軟膏をもらったが、特に何も起こらなかった。確率的に靴底に爪楊枝が刺さるなど滅多にない災難だろうが、起きることはある。
以上、驚いた話3話、バカバカしいお話にお付き合いいただきありがとうございました。