
「中津峰」「日の峰」「津の峰」なんですが・・その一つ「津の峰山」は地元阿南市にあります。
何でこんな事から今日のブログが始まるかと言えば・・・人は誰でも考えるのが面倒?なので最近の僕は極めて簡単に旅をしていたら降ってくる愉しさへと逃避しようとばかり思ってしまっていました

そして「歯の修理」があるから「出れない」と・・

でも夕べ考えたのです


そこで近くの山の殆どは登ってもいるし「キノコ」も探しつくしてしまいましたが・・・ 「何かないかな~・・」と考えていたら・・疑問が生まれました。
それが「阿波三峰」だったのです

阿南市にある津の峰山は阿南市の中心部から見える山でなく「鍛治ヶ峰」(鍛治ヶ峰も信仰の山なのですが・)という山の南にあって橘湾と呼ばれる海に面してあります。
昔から大部分の人達が住んでいる「富岡」や僕の家のある宝田から津の峰山に行くには鍛治ヶ峰から続く山すそをグルッと回らないと登山口に行くことが出来ません

「昔の人達はどのようにして津の峰参りに行ったんだろう?」と思ったのです。
この一つの疑問が今日の山行きを愉しくワクワクさせてくれることになりました

先ずこの有名な信仰の山「津の峰」には幾つの参道があるのか? 疑問を持つとそれさえ知らない事に気づきました

今まで僕等が登ったコースは二つで山の西からと南からでした。少なくても三つか四つの参道はあるはずです。
そして長い間阿南市に住んでいるけれど行ったことが無かった津の峰山の北側で鍛治ヶ峰の南にある谷の様に入り込んだ集落があるところの終点まで車で行きました

そしたら・・何と「津の峰神社」と書かれた大きな古い石の鳥居がありました


そして昔車がない時代に「富岡」の人達がどのようにお参りに来ていたのかを聞くと「山越え」して来ていた事が解りました

そんなんで今日は取り合えず初めての参道を登って「椎の実」を拾って帰っただけなのですが・・・
今度は家から昔の人達の気分になって刀を差したり着物を着て通っただろう参道を探して行って見たいと思っています

それを征服したら今度は別の村の人が行った参道を・・・昔の人達の心が少しは解るかも知れないと思うと愉しいです

三峰全ての参道を行くと・・歯の修理も愉しく行けそうです

どんな境遇でも「知恵」や「知識」が人生を愉しくしてくれる。という言葉は大げさかも知れませんが「間違いない」と感じた今日の山歩きでした。