outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

キノコのお話

2007年12月09日 18時36分28秒 | キノコ狩り登山
今日は片道一時間半かけてヒラタケを狙って山に行ったんですが・・・残念ながら何処にでもあるカワラタケだけしかありませんでした

キノコに興味を持って山に入り始めて3ヶ月になりました。 その三ヶ月のうち約50日は美由紀か僕のどちらか(二人の事が多いけど)が山に入っていますまた暇時間の多くはキノコの図鑑を見たり本を読んだりインターネットで調べたりとキノコに関わっています。

毎回山で見かけたキノコは全種一部又は全部を採集して図鑑と突合せ名前を調べ食、毒、薬を判定しようと努力を続けていますが・・・調べれば調べるほど難しいです

今日は現在までに7冊の図鑑とキノコの事が書かれた本、インターネットや自分で体験した事を要約して皆さんに「キノコとはどんなものか」を大まかにお知らせしたいと思います

多少の勘違いもあると思うのですが「話のネタ」に読んでみて下さい。

キノコとは「木の子」から来た言葉だそうです。 キノコが生える処は生木、枯れ木、木の葉、木の根のどれかに関係しているものがほとんどです。一部に動物の糞や昆虫等の死骸に生える変わり者も存在します

キノコが存在する理由というか役目は自然のサイクルに大きな役目を果たしています 

植物が土と太陽のエネルギーで「無から有」を作ります。出来上がった「有」を動物が食べて成長します。やがて植物も動物も死ぬのですがその時「有を無」に戻すのがキノコなんです

もしもキノコが存在していなかったら山は枯れ木や枯れ葉が山になってどうしようもなくなるのです

キノコの殆どは木を腐らせて土に戻すのが役目と考えてもいいくらいです。(中には寄生や共生している変わり者もいる)

キノコの種類ですがキノコは「菌類」なのでとんでもない多種類(一万種以上)の中にあって「形」になっているキノコの部分(傘や茎)を植物に例えると「花や実」の部分だそうです。

現在はっきり解っている毒キノコは100種類ほどではっきり食用と解っているキノコは200種類程あって残りは「食毒不明」となっています。

殆どが「食毒不明」かと言うとそれほどでも無く採って食べてみようと思える大きさのキノコは4千種ほどしかないようです。

現在日本で売られているキノコ図鑑を全て合わせても1200種類足らずしか掲載されていませんが約3割のキノコは図鑑で探せる事になります。

但し確実に食べられると解っているキノコは全体が4千として2百ですから僅か5パーセントの種類だけになります

20種類見つけて一種類だけしか食べれない。その一種類さえ食か毒か判定が難しいのが幾つかあるので・・・初めて食べる時は・・・

かなり勇気が要ります」

しかし勇気を出して食べてみると次からは自信を持って食べることが出来ます (当たれば次回から自信を持って食べなくなります

そして矢張り「野生の旨さ」があります。そして当たらなくても「中毒」になる魅力があります。

薬効についてですがどんなキノコにも多いか少ないかの差はありますが「薬効成分」を持っているようです(サルノコシカケの仲間は有機ゲルマニュームを含んでいるそうです)


現在注目されている「抗腫瘍作用」「滅腫瘍作用」「免疫力強化作用」の他「血糖値降下作用」や「強精作用」「血圧降下作用」「体脂肪分解作用」「快眠作用」などなどがあるようでこれらは粉末で直接飲んだり、煎じて飲んだり、酒にしたりして利用されているようです。

意外に薬効成分が高いのは「シイタケ」とどこの山にもある「カワラタケ」でこれらは色々な臨床実験の結果全キノコ中で常に上位にありました

キノコ風呂に関する臨床報告は見つけることが出来ませんでしたが我が家の三人の他数人が使って「いい温泉のような」効能?があります。

最後に「毒をもって毒を制す」と言う言葉があるように「菌をもって菌を制す」が当てはまるのではないかと思っています。

キノコの薬用効果がはっきりと発現するには2ヶ月を要すると書かれている本もあります。まだまだ始めたばかりで「薬効」については何も言えませんが飲むのも風呂も結構愉しめるものです
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする